ソビエト時代ロシアの外国映画事情も垣間見れる

2020年12月19日 なかざわひでゆき 声優夫婦の甘くない生活 ★★★★★ ★★★★★

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
声優夫婦の甘くない生活

 ソビエト時代に外国映画の声優だったユダヤ系ロシア人夫婦が、移住先のイスラエルで言葉が分からないため就職先探しに悪戦苦闘し、やがて理想にこだわる夢追い人の夫とシビアで現実的な妻との間に溝が生まれていく。多くの日本人にとっては意外かもしれないが、鉄のカーテンと呼ばれたソビエトでも国家予算とイデオロギーの許す範囲内において西側の映画は普通に見ることが出来た。筆者が初めて『サウンド・オブ・ミュージック』を見たのも『恐竜・怪鳥の伝説』を見たのも当時のロシア。そんなソビエト事情の裏側を垣間見る意味でも興味深いだろうし、プガチョワの「100万本のバラ」に込められた郷愁にもグッとくる。

なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴:日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとしてキャリア30年。TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。海外取材経験も多数。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況:最近は今さらながらK-POPのボーイズバンドにドハマり中。一番の御贔屓はMCNDですが、NCTやTREASUREも大好き。もちろんBLACK PINKとかITZYとかEVERGLOWとかガールズにも夢中です。

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

なかざわひでゆきさんの最近の映画短評

もっと見る

[PR]