シネマトゥデイ

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クイーンの音楽が大画面に似合って気持ちいい

  • ボヘミアン・ラプソディ
    ★★★★★

     クイーンの物語というよりは、かつて同性愛に悩む若者だったブライアン・シンガー監督が、フレディ・マーキュリーという題材を得て、一つの神話を描いたもの。神話なので、史実よりも輝きを優先して描かれる。
     さらに"歌"に物語を語らせる。出来事と彼らの曲が同期するように作られているのだ。歌詞はみな字幕付きなのでよく分かる。
     そしてそんなことは気にしなくても、クイーンの音楽が大画面と大音響によく似合う。それを再認識させてくれて気持ちいい。特に85年のライヴエイド場面は、映像が発する熱量が圧巻。もう一つ、思わず目を奪われるのがフレディ役ラミ・マレックの動き方。あまりに完璧なコピーぶりが感動ものだ。

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平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: コロンビア製作の「グリーン・フロンティア」@Netflixは、時代の異なる複数の物語が同時進行する"密林のマジックリアリズム"な全8話。現在のアマゾンで起きた大量殺人事件を捜査する女性刑事のドラマと、太古から森を守ってきた精霊たちの神話、いつの時代か分からない精霊と人間の物語が交錯していく。実際にアマゾン森林火災が起きた今、リアルすぎる物語になっているかも。

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