大河ドラマを彩るクセがスゴいキャラたち

2021年1月18日 くれい響 どん底作家の人生に幸あれ! ★★★★★ ★★★★★

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どん底作家の人生に幸あれ!

『さすらいの旅路』『孤児ダビド物語』など、これまでも日本公開は原題と無縁だったイギリス文学のリメイク。波乱万丈すぎる大河ドラマを、120分で描き切るテンポの良さもさることながら、当時の時代背景をガン無視し、いろいろとクセがスゴいキャラをインド系のデヴ・パテルやアジア系のベネディクト・ウォンら、さまざまな人種の俳優が演じる多様性な面白さ。原作ありきのジョークやわちゃわちゃ感は賛否分かれるところだが、かなり悲惨なエピソードも笑って流せるあたりは、モンティ・パイソン要素が入った『スターリンの葬送狂騒曲』の監督ならではといえる。もちろん、ベン・ウィショーの髪型……いや、怪演にも注目。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:5月1日(土)新文芸坐オールナイト「香港アクション絆! ドニー・イェン&谷垣健治」にて、谷垣健治さんとトークショーやります!『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『裏アカ』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて東出昌大さん&柄本時生さん、森川葵さん&秋田汐梨さん&萩原みのりさん、松本まりかさん、「EVIL A MAG」にてB.O.L.Tさん、「CREA WEB」にて上村侑さんなどのインタビュー記事も掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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