ジェームズ・ガンのダークサイドも覚醒!

2019年11月14日 くれい響 ブライトバーン/恐怖の拡散者 ★★★★★ ★★★★★

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ブライトバーン/恐怖の拡散者

『AKIRA』の影響大な“悪の『スーパーマン』誕生物語”ともいえるストーリー展開は、かなりド直球。とにかく『スリザー』の地球外生命体と『スーパー!』のダサ・ヒーロー感がほどよくミックスされながらも、ジェームズ・ガンが得意であるお笑い路線に一切走らないのが、とにかく不気味だ。例のディズニーとの問題がピークだったときに製作された一作と考えると、これがなかなか感慨深い仕上がり。しかも、ガンと仲間たちのダークサイドといえる情念が、“アンチ『ジョーカー』”に響く可能性も? ちなみに、『スリザー』繋がりで出演したと思われる母親役のエリザベス・バンクス。今回も、いい仕事してます!

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「シネマトゥデイ」にて菅井友香さん、「Movie Walker」にてポン・ジュノ監督×細田守監督、「CREA WEB」にて水野勝さんなど、インタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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