シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

随所に見える、単なる感動モノで終わらせない製作陣の気概

  • ドント・ウォーリー
    ★★★★

    日本では障害を題材にすると当事者も介護者も聖人のように描かれがち。
    『こんな夜更けにバナナかよ』のような意欲作も出てきたが、ハリウッドのやんちゃコンビ、ホアキン &ガス・ヴァンの振り切れっぷりはさすが。
    主人公も破天荒なら、サポートする側も容赦無し。
    傍若無人な振る舞いをピシャリたしなめれば、車椅子生活になった後の性生活もレクチャー。
    実際、日本の現場でも行われているのかもしれないが、作品としてココを描くか否かで、障害を感動の道具にするのか、人生にフォーカスするのか印象が大きく異なる。
    結果として主人公は風刺漫画家の才能を開花させる。
    その彼の自立支援をサポートした脇役たちの存在も見逃せない。

⇒映画短評の見方

中山 治美

中山 治美

略歴: 茨城県出身。スポーツ紙記者を経てフリーの映画ジャーナリストに。週刊女性、GISELe、日本映画navi、goo映画、スカイパーフェクトTV(ぴあ)、朝日新聞webサイトおしごと博物館内で「おしごとシアター」などで執筆中。いつの間にやら映画祭を回るのがライフワークとなっている。お気に入りはオランダ・ロッテルダム国際映画祭とスペインのサンセバスチャン国際映画祭。

近況: 本サイトで「映画で何ができるのか?」と「ぐるっと!世界の映画祭」を連載中。また、編集に携わった塚本晋也監督・著「『野火』全記録」(洋泉社)、DVDマガジン「石原裕次郎シアター」(朝日新聞社)が発売中デス。

サイト: https://www.oshihaku.jp/series/00007

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