シネマトゥデイ

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見どころは導師ジョナ・ヒル

  • ドント・ウォーリー
    ★★★★★

    もはや兄・リヴァーのイメージなど微塵もないホアキン・フェニックスだが、20年ぶりとなるガス・ヴァン・サント監督とのタッグとあれば、自然と期待は高まるもの。破天荒ながら、どこか魅力的な患者と周囲の人々との交流が描かれており、『こんな夜更けにバナナかよ』と比べがちだが、こちらは久里洋二にも通じるコミカルな風刺漫画家の物語にしては笑い要素が薄めで、ホアキン(熱演)色強め。断酒会やグループセラピーの描写は興味深いが、儲け役は主人公に手を差し伸べる導師役のジョナ・ヒルだったりする。映画化を熱望していたロビン・ウィリアムズ主演で観たかったと思える仕上がりだ。

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くれい響

くれい響

略歴: 1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況: 『アイネクライネナハトムジーク』『見えない目撃者』『プライベート・ウォー』『サマー・オブ・84』 『映画 賭ケグルイ』『オーヴァーロード』『BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ- 』『サイバー・ミッション』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「CREA WEB」にて萩原利久、「TV LIFE」にて前田敦子、山田孝之&森田望智、「T.」にて吉野北人など、インタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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