シネマトゥデイ

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食事が思い起こさせる、家族のあり方や存在意義

  • 最初の晩餐
    ★★★★★

     通夜ぶるまいに家族の思い出の食事を提供する設定が単なるギミックで終わらず、家族のあり方や存在意義について深く考えさせてくれる人間ドラマだった。各メニューにまつわる懐かしい逸話だけでなく、家族それぞれが抱えてきた感情を掘り起こす演出も心地よい。前半に登場する親族の一言で、平凡な家族ではなさそうと見当をつけるも、徐々に明かされる秘密には意表を突かれた。両親役の斉藤由貴&永瀬正敏に加え、人生に迷っている姉弟役を演じた戸田恵梨香と染谷将太もとてもリアル。子役や葬儀客にいたるまで役にきちんとなり切っていて、絶妙のアンサンブル。
     余談だが、最初に出されるチーズエッグを真似したけど美味でした。

⇒映画短評の見方

山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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