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ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男 (2023):映画短評

ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男 (2023)

2023年11月17日公開 108分

ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男
猿渡 由紀

コールマン・ドミンゴの名演技はぜひチェックすべき

猿渡 由紀 評価: ★★★★★ ★★★★★

マーティン・ルーサー・キング・Jr.があの有名な「私には夢がある」のスピーチをしたのは、1963年のワシントンDC でのデモ。この映画は、過去最大規模のあの行進を実現させるべく奮闘した人物について語る。同じ理想を持つ黒人同士なのに、内輪での政治で彼が苦労する事情は、実に興味深い。当時、ゲイであることをオープンにするのは、今よりさらに勇気がいるし、トラブルを招くことでもあった。そんな複雑で奥深いラスティンをヒューマニティたっぷりに演じるコールマン・ドミンゴを見るためだけでも、この映画をチェックする価値あり。彼は断然ノミネートされるべき!クリス・ロックが普段のイメージと違う役で登場するのも面白い。

この短評にはネタバレを含んでいます
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