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新喜劇王 (2019):映画短評

新喜劇王 (2019)

2020年4月10日公開 90分

新喜劇王
(C) 2019 The Star Overseas Limited All Rights Reserved.
くれい響

意義ある広東語版での上映

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

今度は中国映画界におけるエキストラ残酷物語が描かれる20年ぶりの続編。職人ハーマン・ヤウ監督と組んだチャウ・シンチー監督のドS演出は健在で、役者バカすぎるヒロインの姿に泣き笑い。本来ならシンチー自身が演じそうな性悪な元スター俳優を、実際にエキストラから成りあがったワン・バオチャンが演じているのも興味深いが、チャン・チェ監督の暴力描写にオマージュを捧げながら、コンプライアンス重視な劇中劇『白雪姫 血のチャイナタウン』がとにかく気になる。前作の“あるシーン”をヒロインとエキストラ仲間が完コピすると、2人の声がセシリア・チャンとシンチーに変わる遊び心ある広東語版の上映も嬉しい!

この短評にはネタバレを含んでいます
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