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『アレキサンダー』コリン・ファレル特集

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コリン・ファレルはハリウッド一の暴れん坊とも言われ、ゴシップにはことかかない。しかし実のところ仕事に臨む姿はプロフェッショナルそのものだし、実生活では、息子も生まれ一児のパパでもある。また、『アレキサンダー』は製作開始からアメリカやヨーロッパで公開された後まで何かと話題が絶えない映画でもある。その何かと話題の多いコリンとアレキサンダーのここ数年のゴシップを振り返ってみた。




イラスト・文:田辺あつみ



■女のためには戦わん!


コリン・ファレルが演じるアレキサンダー。自らを神話の神々と重ねアキレスやヘラクレスの名前を何度も口にします。

それを聞くたび「そんなに凄かったっけ?…」と映画「トロイ」のブラッド・ピットがぽわわ~~~んと頭に。
確かに筋肉は凄かったね。
上映が近かっただけに「トロイ」と比較される方も多いと思います。

でも人妻をお持ち帰りした上に、勝負で逃げ出し最後まで卑怯者だったパリス王子(ちょっとオーランドあの役は可愛そう)のために戦わなきゃいけないトロイの兵士や国民の不憫さを思うと、アレキサンダーの家来や国民は幸せ者な気がします。あくまで映画上の話ですが。この作品では女のために戦う男はいません。名誉のために戦い突っ走ります。

これがまたカッコイイわけですが歴史になぞってアレキサンダーの無様なところも描いてます。映画としてはいらないシーンだったと思いますが、オリバー・ストーンはかっこ良さよりもかっこ悪さを描きたかったのでしょうか。

■同性愛もぜんぜんいやらしくない

この作品の同性愛描写に批判があったそうですがアッサリとした精神的なものでした。その辺を期待しすぎないように。

ヘファイスティオンと言い次々と近づいてくる青年たちといい、美男子はみんなアレキサンダーとくっついちゃって出てくる。女たちは皆ケモノのよう。アンジェリーナ・ジョリーですら美女としての扱いを受けてません!

女性の方は目の保養目的で鑑賞しても納得できる仕上がりだと思います


アレキサンダーの両手には男…


コリン、足細いですね。


誰が見ても親子は無理


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