ドニーさん映画のシチュエーションも闇鍋状態!

2020年12月15日 くれい響 イップ・マン 宗師 ★★★★★ ★★★★★

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イップ・マン 宗師

ドニーさん版で描かれなかった警官時代に焦点を当てた意欲作だが、『イップ・マン/完結』公開を意識し、中国大陸で作られただけに『~序章』を軸に、本家がやりそうな展開が満載。さらに『新・ドラゴン危機一発』の斧頭幇やら、『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』の黒侠やら、ドニーさん映画のシチュエーションも闇鍋状態! もちろん『グランドマスター』の雨バトルもあり、アニメキャラっぽい美少女首領や赤ちゃん用木人椿など、二次創作ものとして観ると、やたらクオリティ高め。とはいえ、恐ろしいほど作り手の愛が感じられず。『~誕生』のハーマン・ヤウ監督が撮り、香港キャストが充実していれば、と思うばかり!

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて北川景子さん×芳根京子さん、山﨑夢羽さん、安倍乙さん、「CREA WEB」にて渡部亮平監督などのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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