ロシア発の『インセプション』×『マトリックス』

2020年7月9日 なかざわひでゆき アンチグラビティ ★★★★★ ★★★★★

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アンチグラビティ

 ここ数年、ロシア発の野心的なエンタメ映画が続々と輸入されているが、これもその中のひとつ。若い建築家の男がベッドで目覚めると、そこは物質や空間、重力の概念が歪んだ奇妙な世界で、突然得体の知れない黒いモンスターに襲われた彼は、間一髪のところを武装ゲリラに救われる。実はここ、昏睡状態に陥った人々の記憶や想像によって形成された脳内空間だった…!ということで、コンセプトは『マトリックス』、ビジュアルは『インセプション』からの影響が濃厚。ストーリー自体は全体像が明かされるにつれ凡庸になっていくものの、監督がVFXアーティストだけあってイマジネーション豊かな映像は見応えある。

なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴:日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

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