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「大奥」最終回、津田梅子がトレンド入り!サプライズの連続に歓喜の涙

最終回より中澤(木村了)、胤篤(福士蒼汰)、瀧山(古川雄大)、仲野(中川翼)
最終回より中澤(木村了)、胤篤(福士蒼汰)、瀧山(古川雄大)、仲野(中川翼) - (C)NHK

 よしながふみ原作のNHKドラマ10「大奥」シーズン2(NHK総合・毎週火曜午後10時~ほか)が12日に最終回を迎え、宮野真守の予告なしの出演、堀田真由演じる徳川家光の再登場、そして原作を踏襲したラストシーンなどサプライズの連続に、SNSでは驚きや歓喜の声で沸いた(※ネタバレあり。最終回の詳細に触れています)。

【画像】サプライズの連続!最終回名場面集

 15分拡大で放送された最終回では、志半ばで倒れた家茂(志田彩良)の悲劇に和宮(岸井ゆきの)、天璋院(福士蒼汰)、瀧山(古川雄大)らが深い哀しみに沈むなか、15代将軍となった徳川慶喜(大東駿介)を巡ってトラブルが勃発。その泥を一身に被ることになったのが勝海舟(味方良介)で、江戸を救うため討幕派の西郷隆盛(原田泰造)との談判へ。和宮らも同行し、ある奇策によって江戸城の無血開城が実現。それに伴い大奥が終焉を迎えるまでが描かれた。

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~以下、最終回のネタバレを含みます~

 初めに視聴者を驚かせたのが、宮野真守が蘭方医の黒木源一郎役で登場したこと。出演シーン自体は多くなかったが、大奥と運命を共にしようとした瀧山を救うと共に、天璋院に家定(愛希れいか)の死の真相を報告する重要な役割を担った。

 そして、シーズン1に登場した3代将軍・徳川家光(堀田)のシーン。大奥が終焉を迎えるにあたって天璋院が「かようなかたちで大奥がなくなることをお万の方様はどうお思いかのう……」と寂しそうに瀧山に語り掛ける。瀧山は「このような哀しい場所がなくなることを誰よりも望んでいたのはお万の方様かもしれません」と答え、自身たちにとって大奥とは何だったのかと述懐。天璋院に別れを告げた瀧山の姿を追いながら女将軍たちの歴史が映し出されるなかで家光と万里小路有功(福士蒼汰)が登場し、有功が家光に無人の大奥を案内する流れだった。原作でもこの二つのシーンは描かれていたがほぼセリフがなく、わずかなページの展開で、ドラマではここを大きく膨らませることで視聴者の心を捉えた。また、天璋院と瀧山に関しては「医療編」の冒頭につながる展開にも驚きの声が寄せられた。

 Xのトレンド上位にランクインする盛り上がりを見せたのが、2024年度発行予定の新5000円札への採用が決まったことでも話題の津田梅子の登場。英語教育、女性の地位向上に尽力し、津田塾大学の創設者でもある梅子の幼少期として描かれた。大奥が失われてから3年後、アメリカにわたる船に洋装の胤篤(福士蒼汰)、瀧山、中澤(木村了)、仲野(中川翼)らが乗り込んでおり、彼らの会話で西郷隆盛が仕組んだ通り、女将軍が政を行っていた事実がもみ消されているのがわかる。胤篤が風で飛んだ瀧山のシルクハットを追いかけた先に梅子が現れ、そこで胤篤がしばし言葉を交わすうちに「この国はかつて……」と語り掛ける。この場面は原作通りだが、未読のファンからは梅子に未来を託す筋書きに「胸アツ」「鳥肌立った」「ここで出すとは!」など驚きや感動の声が上がり、既読のファンにもこの場面で幕を閉じたことに感激する声が多くみられた。(編集部・石井百合子)

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