マーベル作品を時系列で徹底解説！【年号編】～ネタバレあり！～（2/4）

11.「エージェント・オブ・シールド」シーズン1（2013～2014）

舞台2013年～

　アベンジャーズの決戦以来、ヒーローや宇宙人の存在は世間に広まっていたが、諜報機関シールドはそれをひた隠しにしていた。そんなシールドのエージェントであるフィル・コールソン（クラーク・グレッグ）は少数気鋭のチームを作るためにメンバーを集める。仲間を集める中で、巻き起こる事件をコールソンは仲間たちと共に解決し、ヒドラとの戦いに挑んでいく。

12.『キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー』（2014）

舞台2014年～

　シールドの一員となったキャプテン・アメリカ（スティーブ・ロジャース）。ある事件を調査中に国民を監視する「インサイト計画」の存在を知り疑問を持つ。同様に疑問を持ちながら計画を進める長官・ニック・フューリーはテロリストから襲撃を受け死亡。インサイト計画を中止させるために調査を進めるスティーブとブラック・ウィドウは何者によって襲撃を受ける。それはウィンター・ソルジャーによるもので、なんと第二次大戦で死亡したはずのスティーブの親友バッキーであった。バッキーはシールドの黒幕ヒドラの科学者ゾラ博士（トビー・ジョーンズ）に改造され、50年間眠りについていたが、ヒドラ復活後暗殺者として利用されていた。インサイト計画を阻止するため本拠地であるヘリキャリアのコントロールチップの交換を試みる中死闘となりヒドラを支持していたシールドの高官ピアース（ロバート・レッドフォード）は、死を偽装していたニックによって命を絶たれ死亡し、助けられたスティーブたちはチップを交換することに成功する。スティーブにより記憶を取り戻したバッキーだったが、その場を去るのであった。

13.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』（2014）

舞台2014年～

　母親を亡くし、宇宙海賊ラヴェジャーズに地球から拉致されたスター・ロードことピーター（クリス・プラット）は26年後（2014年）オーブを盗もうと奮闘するが同じくオーブを狙っていた女暗殺者ガモーラ（ゾーイ・サルダナ）と揉み合いになり、結局ノバ軍警察によって逮捕されるが、結果的にガモーラとそこで出会った毒舌アライグマのロケット、樹木型ヒューマノイドのグルート、破壊王ドラックス（デイヴ・バウティスタ）と脱出をする。脱出したピーターたちは宇宙の果て惑星ノーウェアにたどり着き、そこでコレクターは彼らにオーブはこの世のすべてを破壊するパワーを持つインフィニティ・ストーンということを教える。クルー人のロナン（リー・ペイス）はガモーラの裏切りを知り、ガモーラの妹ネビュラ（カレン・ギラン）と部下に追跡させる。ピーターたちはオーブを奪われ、ロナンはネビュラと手を組みストーンの力を使いコズミックハンマーでザンダー星を壊そうとするが、ドラックスとロケットによりハンマーは破壊され、ロナンはストーンの力により死亡する。ピーターは宇宙海賊ラヴェジャーズのリーダー・ヨンドゥ（マイケル・ルーカー）に助けられた代わりに約束通りストーンを渡すが、トロール人形とすり替え本物をノバ軍警察に預ける。

14.『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス』（2017）

舞台2014年～

　宇宙怪獣アビリスクとの戦いの末、、アニュラックス電池を手に入れたピーターたちはソヴリン星の高官アイーシャ（エリザベス・デビッキ）に電池と引き換えに懸賞金のかかったガモーラの義妹ネビュラを引き取る。その後帰省しようとする一行はソヴリンの追手により襲撃を受けるが逃げ切り、不時着したピーターたちの前に現れたのはエゴ（カート・ラッセル）というピーターの父親を名乗る男だった。エゴの惑星を訪れ、母の記憶との間で揺れるピーターだったが、エゴの真の目的は宇宙全体へと彼自身を拡張することで、宇宙エネルギーを集めるために多くの種族との間に子供を持ち分身を作り、その中で唯一人特質を持った子供がピーターだったのだ。ピーターの母親を殺したということを知りピーターは怒り狂う。激しい戦いの末、エゴは死亡するが、彼の惑星は崩壊し、ピーターを追っていた宇宙海賊ヨンドゥは最後のスーツをピーターに着せ死亡する。ピーターは父親同然だったヨンドゥの存在の大きさに気づくのであった。

15.「Marvel デアデビル」シーズン1（2015）

舞台2015年～

　9歳の時の事故により盲目になったマット（チャーリー・コックス）。昼間は弁護士として働き、夜は事故の際に得た超人的な聴力や嗅覚、そして格闘術を利用し夜はデアデビルとしてニューヨークの無法地帯ヘルズ・キッチンを影で牛耳る実業家ウィルソン・フィスク（ヴィンセント・ドノフリオ）と戦い、彼を刑務所送りにすることに成功したのであった。

16.『アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン』（2015）

舞台2015年～

　ロキが地球に持ち込んだ杖（チタウリ・セプター）はシールド内部に潜んでいたヒドラの一員であるストラッカー（トーマス・クレッチマン）に奪われた。奪還のためにアベンジャーズは再集結する。セプターを奪い返し、トニー・スタークとブルース・バナーは研究を始めるが、トニーは人工知能を用いた平和維持をする「ウルトロン計画」を提案する。やがてウルトロンは自我を持ち、平和のためアベンジャーズを崩壊させることにする。セプターを持ち逃亡したウルトロンはヴィブラニウムを求め、ワカンダに向かいアベンジャーズと戦闘する。ウルトロンはヴィブラニウムと実はインフィニティ・ストーンであったセプターを組み合わせ最強の肉体を作る。街全体を隕石として落とそうとしたウルトロンを防ぐためアベンジャーズは戦いを挑む。ウルトロンは破壊されるが、ソコヴィアの街は失われ、ハルクは姿を消す。

17.「エージェント・オブ・シールド」シーズン2（2014～2015）

舞台2015年～

　ヒドラの黒幕であったクレアボヤント（ビル・パクストン）を倒した諜報機関シールドのコールソンたちであったが、新たにオベリスクという謎の物体を追っていた。同じ時、不老不死の能力を持つジャーイン（ディーチェン・ラックマン）はインヒューマンズ（特殊能力者）を集めオベリスク内にあった物質「テリジェン」でシールドを潰そうとする。シールドはインヒューマンズとの戦いの末、テリジェンを奪い海に沈めるのであった。

18.『アントマン』（2015）

舞台2015年～

　刑務所から出所したスコット（ポール・ラッド）は刑務所仲間のルイス（マイケル・ペーニャ）に仕事を持ちかけられる。別れた妻との間にいる娘のために足を洗ったはずのスコットだったが、結局、隠居生活を送るハンク・ピム博士（マイケル・ダグラス）の家に忍び込む。金庫から見つけたのはスーツのみ。それはピム博士の罠でスコットは自由自在にサイズを変えられるアントマンとして、ピム博士の支持に従うことになる。ピム博士の娘ホープ（エヴァンジェリン・リリー）とトレーニングを重ね、ピム博士の弟子ダレン（コリー・ストール）が同じ粒子を用いた技術で作ったスーツを軍に売ることを阻止するため、スコットはダレンとの戦いに挑む。死闘の末、スコットは粒子世界に取り込まれそうになるが無事生還する。

19.「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」シーズン1（2015）

舞台2015年～

　特殊能力者であるジェシカ・ジョーンズ（クリステン・リッター）は過去のトラウマに苦しみながらも私立探偵をしていた。ある日、行方不明の娘を探してほしいという依頼が舞い込み、調査を始めるが過去に彼女の心を支配した特殊能力者キルグレイブ（デヴィッド・テナント）がジェシカに忍び寄る。過去を振り切ったジェシカは洗脳を振り払いキルグレイブを倒すのであった。

20.「Marvel デアデビル」シーズン2（2016）

舞台2015年～

　ニューヨークの無法地帯ヘルズ・キッチンを守っていた盲目のマットの前にかつての恋人である暗殺者のエレクトラ（エロディ・ユン）やパニッシャーこと、フランク・キャッスル（ジョン・バーンサル）が現れ、かつて街を牛耳っていたフィスクと手を組んでいたのは謎の組織「ヤミノテ」ということも発覚する。ヤミノテとの戦いの末、デアデビルをかばったエクストラは死んだはずだったヤクザのボスであるノブ（ピーター・シンコダ）に殺される。そしてマットは法律事務所の秘書であったカレン（デボラ・アン・ウォール）に自分の正体はデアデビルであることを告げるのであった。