伝説の老兵、ツルハシ1本でナチスを討つ！北欧発アクション『SISU/シス 不死身の男』公開決定

　伝説の兵士がナチス戦車隊をたった一人で血祭りにあげるさまを描いた、フィンランド発のバイオレンスアクション映画『SISU』が、『SISU/シス 不死身の男』の邦題で10月27日に日本公開されることが決定し、予告編とポスタービジュアルが公開された。

【動画】ツルハシ1本でナチスを討つ伝説の老兵！『SISU/シス 不死身の男』予告編

　タイトルの「SISU」とはフィンランドの言葉で、すべての希望が失われたときに現れるという不屈の精神を意味する（正確には翻訳不能）。舞台は第二次世界大戦の末期、1944年のフィンランド。凍てついた荒野で金塊を掘り当てた男が金を隠し持ち、孤独な旅を続けるが、ナチスの戦車隊に見つかってしまう。窮地に追い込まれた男こそ、かつて祖国を蹂躙（じゅうりん）し、ソ連兵を殺しまくった伝説の老兵だった。銃や戦車、地雷や縛り首でも死なない不死身の男は、使い古したツルハシ1本を武器にナチス兵に立ち向かう。

　予告編は、「機動戦士ガンダム」のギレン・ザビ役などで知られる人気声優・銀河万丈のナレーションに合わせて、不死身の老兵とナチスの壮絶な戦いの一端を映し出す。脚本・監督を務めたのは、『ビッグゲーム　大統領と少年ハンター』など大自然を舞台にしたアクション作品を得意とするヤルマリ・ヘランダー。ナチスを血祭りにあげる主人公の老兵は、『ビッグゲーム』でヘランダー監督とタッグを組んだヨルマ・トンミラが演じている。（編集部・倉本拓弥）

『SISU/シス 不死身の男』は10月27日（金） TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開（R15+）