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「こち亀」新作読切「希望の煙突」3作目 ジャンプ創刊55周年記念で掲載決定

「こち亀」のジュブナイル新作が掲載決定
「こち亀」のジュブナイル新作が掲載決定 - (C)秋本治・アトリエびーだま/集英社

 「週刊少年ジャンプ」が、7月18日発売の2023年33号をもって創刊55周年を迎えることを記念して、2号連続で読切2連弾企画を実施することが決定した。55周年を迎える1号前の32号(7月10日発売)は、秋本治による「こちら葛飾区亀有公園前派出所 希望の煙突『夏』-1963-勘吉たちの夏休み」が掲載される。

【画像】懐かしのアニメ「こち亀」

 「希望の煙突」は、両さんの少年時代を描いた、1960年代の東京都足立区にあった火力発電所で働く歌手志望の女性・紅月灯(あかつき・りん)をめぐるエピソード。1作目にあたる「希望の煙突の巻」が「こち亀」の1エピソードとして2004年18号に掲載(コミックス141巻収録)され、灯の故郷・長崎県長崎市端島(通称:軍艦島)を舞台にした2作目「希望の煙突 -端島- 」が、8年後の2012年12月に「少年ジャンプNEXT! 2013WINTER」で発表された。

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 シリーズ3作目となる今回はセンターカラー46Pで掲載。1963年の夏、少年時代の両さんが、友人の珍吉、豚平とともに、活況にあった端島を訪れる物語。灯は両さんの同級生として登場する。

 「こち亀」の読切がジャンプに掲載されるのは、2022年8月22日・29日合併号(同年8月8日発売)以来、11か月ぶり。掲載にあたり、「希望の煙突の巻」と「希望の煙突 -端島- 」が、7月10日から23日まで、マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で無料公開される。

 また、7月18日発売の33号には、読切第2弾として、岸本斉史による「NARUTO- ナルト-外伝 ~渦の中のつむじ風~」がセンターカラー55Pで掲載される。

 同誌は、1968年7月11日に月2回刊行の「少年ジャンプ」として創刊し、1969年10月1日より「週刊少年ジャンプ」と誌名変更して週刊化。数々の大ヒット作を生み出し続け、2023年33号をもって創刊55周年を迎える。(編集部・入倉功一)

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