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『G.I.ジョー』最新作は日本で長期ロケ!タイトルは『漆黒のスネークアイズ』

左から順に、谷垣健治、小路アンドリュー、安部春香、ヘンリー・ゴールディング、ロベルト・シュヴェンケ監督、イコ・ウワイス、平岳大
左から順に、谷垣健治、小路アンドリュー、安部春香、ヘンリー・ゴールディング、ロベルト・シュヴェンケ監督、イコ・ウワイス、平岳大

 人気アクション映画『G.I.ジョー』シリーズ最新作のタイトルが『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2020年公開)に決定し、日本全国で異例の長期ロケが行われることが10日、都内で行われた製作発表会にて明らかになった。イベントには監督のロベルト・シュヴェンケをはじめ、ヘンリー・ゴールディング(スネークアイズ役)、平岳大(ケンタ役)、安部春香(アキコ役)、小路アンドリュー(ストームシャドー役)、イコ・ウワイス(ハードマスター役)、スタントコーディネーター/アクション監督の谷垣健治、エグゼクティブ・プロデューサーのエリク・ハウサム、内閣府副大臣の平将明氏が出席した。

『G.I.ジョー バック2リベンジ』でのスネークアイズ【画像】

 『G.I.ジョー』は、玩具会社ハズブロの人気フィギュアから派生したアニメを基に製作されたアクション大作。シリーズ最新作『漆黒のスネークアイズ』は、国際機密部隊“G.I.ジョー”のメンバーで、刀を武器に戦う忍者戦士スネークアイズを主人公に迎え、謎に包まれた彼の誕生秘話に迫る。

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 エグゼクティブ・プロデューサーのエリクは「作品のなかで象徴的な人気を誇るスネークアイズですが、彼の物語は映画で語られていない」と述べると、「古代日本の“嵐影一門”に属している彼の秘密や忠誠が明かされるオリジンストーリーです」と作品の概要を説明。姫路や大阪、茨城など日本各地でロケが敢行されると明かした。

 大の日本映画ファンであるシュヴェンケ監督は、「日本各地で撮影ができることが夢のようです」と笑顔。「これまで表現されなかったチャンバラアクションや、任侠の要素を正しく描こうとしています。きっと、今まで観たことがないようなユニークな作品になると思います」と自信をのぞかせる。スネークアイズ役のヘンリーも「非常に認知度の高いキャラクターを演じられることが光栄です」と語ると、「これまでスネークアイズは“武器”として見られていたと思いますが、マスクの裏側にある“何か”を見ることで、彼のいろいろなことがわかると思う。今からワクワクしています」と目を輝かせていた。
 
 実写版『るろうに剣心』などでアクション監督を務めた経験もある谷垣は、「とにかく監督が日本映画に詳しいんですよ」とシュヴェンケ監督に目配せすると、「監督と出会ったことで、僕が日本映画を新たに見直す旅に出たようだった。(勝新太郎さんを主演に起用した「座頭市」シリーズの)三隅研次監督作品や、(三池崇史監督の)『十三人の刺客』などを観返しました。刀や車のアクションはもちろん、いろいろな要素のアクションをお見せできると思います」と意気込む。

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 また、ケンタ役で出演する平は「45歳になってアクション映画に出演すると思わなかった」と苦笑い。「とにかくセットや衣装のスケールが大きくて驚いています。『G.I.ジョー』の世界観のなかで、どのように日本の文化が融合するか、僕も早く見たい」と撮影が待ちきれないようだった。

 本作は、内閣府が行う「地域経済の振興等に資する外国映像作品ロケーション誘致に関する実証調査事業」(日本において製作・撮影される海外映像作品に対し、製作費用の一部を実費支援)として認定されている。内閣府副大臣の平氏は「世界的な人気作品のロケ地を誘致することで、海外からの観光客の増加、さらには映画人材の育成など経済効果が見込める」と期待を寄せていた。(磯部正和)

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