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「なつぞら」貫地谷しほり、12年ぶり朝ドラでも存在感!東京編に勢い

貫地谷しほり
貫地谷しほり - 写真は2017年に撮影

 放送中のNHK連続テレビ小説「なつぞら」で、12年ぶりに朝ドラ出演を果たした貫地谷しほりが存在感を放っている。

貫地谷しほり、すっぴんキレイすぎ…【画像】

 4月1日にスタートした「なつぞら」。父の戦友に引き取られて北海道十勝で酪農を手伝いながらたくましく育った戦災孤児の奥原なつ(広瀬すず)が、やがて草創期のアニメーションの世界へと飛び込んでいく姿を描き出す。第10週からは、東洋動画に入社したなつがアニメーション制作の現場で奮闘する姿が描かれている。

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 貫地谷が演じるのは、美大を卒業後、東洋動画に入社したスゴ腕アニメーターの大沢麻子。誰に対しても物おじしない性格で、社内で激しく口論をすることも。あるとき麻子からなつは、理不尽に厳しい言葉をかけられ憤慨するが、客として訪れていた茂木(リリー・フランキー)から、麻子の言葉の裏にある思いもよらなかった意図を聞かされる。麻子のツンツンした様子をはじめ、貫地谷の存在感や演技力、美しさに反響が続々と上がっている。

 そんな貫地谷が朝ドラに出演するのは、ヒロインを演じた第77作の「ちりとてちん」(2007年度後期)以来のこと。同作では落語家を目指して奮闘する喜代美を演じ、それまでの朝ドラとは大きく異なる“ネガティブでヘタレ”なヒロイン像を表現し、話題を集めた。また、「なつぞら」でなつの兄役を務める岡田将生は、昨年放送のドラマ「昭和元禄落語心中」で落語家を演じており、さっそくSNSでは貫地谷との“落語”つながりに言及する声も寄せられている。

 舞台を東京に移し、アニメーターとしての道のりを本格的に歩み始めたなつ。今後、なつが麻子との出会いを通して、どのようにアニメーターとして羽ばたくのか、期待が高まるところだ。(編集部・大内啓輔)

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