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『アビエイター』レオナルド・ディカプリオ特集

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座談会メンバー
Aさん:ファン歴約10年。ディカプリオにもっと会いたいと願う今日この頃。
Bさん:『タイタニック』でディカプリオに惚れ直し、その後2~3年はすごかった。現在も熱烈なファン。
Cさん:映画業界で活躍するライター。『ロミオ&ジュリエット』の時、レオのファンに。最近は冷静な目でディカプリオを見守っている。
守っている。
■一番大好きなディカプリオ作品は?

A:『ギルバート・グレイプ』かな。ディカプリオが迫真の演技を見せていて、本当の知的障害者の方が出演しているのかと思いました。

C:私も思った!

B:私は全部大好きで、ひとつには決められない。

C:Bさんは、すごい! 映画館でリピートする回数が半端じゃないです。

B:最近だと『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を30回、『ギャング・オブ・ニューヨーク』は25回見たかな。

一同:すごいよねー。

C:レオは主役より脇役のほうが断然光っていると思う。私は『ギルバート・グレイプ』『セレブリティ』が好き。『ギルバート・グレイプ』だと、ジョニデがすごくカッコイイ。その蔭でディカプリオが光っている。主役がいて、その後ろでいい演技をしていると思う。『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でもトム・ハンクスがいい味を出していて、ディカプリオも光っている感じ。


■ディカプリオはスコセッシのために頑張ってる

B:スター俳優の宿命ですかねぇ。小さい賞はいくつももらっているけど。でも主演作が作品賞(『タイタニック』)をとっていることは素晴らしいことだと思う。

C:演技は進歩しているけど、質は変わっていない気がするなぁ。でもさ、ディカプリオはマーティン・スコセッシに賞をあげるためにがんばっていると思う。スコセッシも賞をとったらディカプリオを手放すかも(笑)。

A:このところスコセッシ作品ばかりだし、もっといろいろな監督と組んで欲しい。バズ・ラーマン(『ロミオ&ジュリエット』の監督)とまたやって欲しいね。

B:でもバズ・ラーマン版アレキサンダーは作らないらしいよ(ディカプリオ主演、ニコール・キッドマン共演で、撮影も一部始まっていた)。すごく見たかったのに!

C:コリン&オリバー・ストーン版が公開したあとではやりにくいよね。しかもアメリカではハズれちゃったし。


■ディカプリオの好みの女性

A:共演者と噂になるけど、どれも噂だけだよね。

B:ディカプリオは女優とつきあわないし。あっ、でもジゼル(スーパー・モデルのジゼル・ブンチェン)女優になっちゃったか。『TAXI NY』(泥棒役でジゼルがスクリーンデビューしている)を観て、ビックリだったよ。

C:そう言えば、クリスティン・ザング(モデル、レオの前はニコラス・ケイジの恋人)はレオと別れて消えたね。結婚したっていう噂だけど、どうしているのやら。それにしてもジゼルともザングとも別れたり、くっついたりの繰り返しだよね。ジゼルとは婚約したみたいだけど。

B:ディカプリオがつきあった女性、ジゼルもザングも、老け顔でゴリラ顔だよね。
一同:爆笑

■ワイドショー向きではない!?

C:ディカプリオってもっと遊んだっていいのにね。結局、本当につきあった女性はジゼルとザングだけ。ワイドショーネタがないから、映画に出ていないとニュースにもならない。

A:映画を撮っていないと何をやっているか全然わからない。

B:最近は地球環境問題で募金をつのったりとか、まじめな活動ばっかりしているよ。

C:パパラッチが近所でうろついているディカプリを撮るくらい。ジゼルとサイクリングしている写真をとかね。

B:ママも一緒に写っていたね(笑)。ママといえば、ディカプリオのママは『ザ・ビーチ』にも『ギャング・オブ・ニューヨーク』にも出ていたよね。

C:そういえば『ギャング・オブ・ニューヨーク』にはスコセッシの娘も登場していたし、ハリウッドの人ってすぐ身内を使うよね。


■挑戦して欲しい、ラブコメ

C:ディカプリオには、キザな男役でラブコメに出て欲しいなぁ。自分の人生が反映されるような、まじめな役が多いじゃない。一点集中型というか、自分の全てを役に投入して熱演するでしょう。たまには軽い浅はかな男、ヒュー・グランドがやるような役を演じて欲しい! 『ブリジット・ジョーンズの日記』のレニー・ゼルウィガーとの共演を見たいなぁ。

A:そうだね。重い役が続いちゃうとねぇ。『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、その点よかったよね。

B:うん。ディカプリオにはラブコメやSFに挑戦して欲しいね。

スタッフ:『スター・ウォーズ』は、出演すると思いましたよね。

A:アナキン(『スター・ウォーズ』シリーズに登場するキャラクター)はディカプリオがやると思ったのに……。(かつてポスタービジュアルまでディカプリオで作られていた)

B:いざ蓋を開けたら、誰、この人(ヘイデン・クリステンセン)って感じだった(笑)。

C:あとアニメの声優もいいかも! ハウル(『ハウルと動く城』に登場する魔法使い。木村拓哉が声を担当)みたいな役とか。ハウルの実写を撮るなら、ディカプリオにやってほしい!

A:でもそうしたら、ほら、鳥になるんだよ。ディカプリオが体中に羽つけて……。
スタッフ、想像してしまい、爆笑


■ハワード・ヒューズはホリエモン?

C:飛行機好きの道楽映画みたいだった。ハワード・ヒューズが本当は"すごい人"っていうのがわかりにくかったね。スコセッシが人生の悲哀に力を入れすぎたのかな。

B:ハワード・ヒューズ自身はおもしろい人だと思う。

C:映画の中ではハワード・ヒューズが何でお金をもうけていたのかわかりにくくない? 親の財産を食いつぶしているだけ……みたいな。

A:うん、すご腕のビジネスマンなのにそんな風には見えなかったね。

C:本当はさ、本業よりも、ホリエモン(ラブドアの堀江社長)みたいに財産運用みたいなところで儲けているんだよね。ハワード・ヒューズって。

A:ああ、ホリエモンなんだ。ハワード・ヒューズって(笑)。日本人にはハワード・ヒューズよりそっちのほうがわかりやすいね。

C:日本人はハワード・ヒューズをあまり知らないので、映画を観る動機がイマイチ不明瞭(めいりょう)かも。レオファンでない人が映画館で観たい! と思う理由が見つからないかも。

B:賞を取ったら、一般の人も興味が湧くんじゃない?

■ディカプリオの垂れた前髪が好き!

A:スコセッシ&ディカプリオの作品は、難しくて、複雑な気がする。

B::『ギャング・オブ・ニューヨーク』とか、ディカプリオファンなら無条件で見に行くけど、一般の人はどうして見たくなるのかなぁ。

A:スコセッシファンだから!?

C:ハワード・ヒューズ自身はとてもおもしろい人だし、『アビエイター』は男の人が好きそうな映画だと思うなぁ。

B:そうそう、『アビエイター』はマイケル・マンで撮る予定だったよね。でも彼はプロデューサーに回ってしまった。

A:スコセッシが撮るとどうしてもコアな感じになっちゃう。そこがちょっと残念。

C:人生の悲哀に重点を置くからね。

一同:でも私たちはディカプリオファンだし、何度でも劇場に通っちゃうよね(笑)。

A:でもどうしても気になることがあるの。スコセッシ作品に出るようになってから、ディカプリオの前髪がない! オールバックではなく、前髪が見たい!

一同:見たい!

スタッフ:『アビエイター』、このサブビジュアルの写真、前髪ありますよ。

一同:そう、この前髪、カッコイイ~!!

19歳のレオと共演したジョニー・デップ


FBI役でレオと共演したトム・ハンクス


蜜月のレオ&スコセッシ


巨匠と演技派なのに


レオがゾッコンのジゼル


かつて噂になったクレア・ディンズ


「もっと遊べばいいのに」


レオの恋人役にレニー・ゼルウィガーを


アナキンは僕です


いつかコンビを組む?

レオの前髪見たい~


何度でも見ます!

最後は『アビエイター』のプレスに登場する前髪のあるディカプリオにうっとりして幕を閉じた座談会。ディカプリオの恋愛からアニメ声優デビューまで幅広く語られたディカプリオ。ファンでもそうでない人も、思わず「へぇ~」と思うよな話も飛び出したのではないだろうか。座談会メンバーに負けず、ディカプリオ&『アビエイター』について語りたい人は、ぜひ掲示板へ書き込みをしょう!
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