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初回から涙…「あな忘」萩原利久の空にハマる視聴者続出

初回より萩原利久、堀田真由
初回より萩原利久、堀田真由 - (C)ABCテレビ

 堀田真由萩原利久共演のABCドラマ「たとえあなたを忘れても」(毎週日曜よる10時~)が22日より放送スタートとなり、ネット上では初回から涙の感想であふれた(※一部ネタバレあり)。

【画像】涙止まらない初回場面写真

 本作は、堀田演じる夢を挫折した主人公・24歳の河野美璃(こうの・みり)と、萩原演じる記憶障害のある26歳の青木空(あおき・そら)の恋を神戸ロケの美しい映像と共に描くオリジナル脚本のラブストーリー。初回では、それぞれ切実な事情を抱える2人が出会い、たちまち恋に落ちていくさまが描かれた。

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~以下、初回のネタバレを含みます~

 美璃の状況はかなり深刻で、ピアニストになる夢に挫折し、現実から逃れるように東京から神戸に引っ越してきた。奨学金の返済もままならないほど生活はひっ迫し、朝食はふりかけご飯だけ。音楽教室でピアノ講師として働くも生徒たちが次々と辞めていき、友人に音楽関係の出版社での仕事を紹介してもらうも採用に至らず、追い詰められる美璃を救ったのが空だった。

 放送前から、萩原が演じるキャラクターの「記憶障害」という設定が注目を浴びていたが、名前と生年月日しかわからない謎多き空を演じる萩原に癒やされる視聴者が続出。公開中の映画『ミステリと言う勿れ』では広島弁を披露していたが、本作では関西弁でファンをわしづかみにしていた。

 そして、美璃を慰める空の独特な言葉も話題に。面接に落ちて落ち込む美璃に彼女の好きなメロンジュース(笑顔のイラスト付き)を差し出し、「何の役にも立っていない」という美璃を、美しい月や今は使われていないホテルの写真を見せながら「月だって何の役に立っているのかわからん」と励ました。美璃がピアニストになる夢を挫折した過去を告白したときには「好きな時に好きなピアノを弾けたらええやん」と張り詰めた彼女の心をほぐした。

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 どこか浮世離れした空の一挙手一投足にリアクションが寄せられ、空が撮った廃墟のホテルにいつか行ってみたいという美璃を「今じゃ…ダメ?」と唐突に誘うシーンでは、展開の速さに驚く声のほか「もう空に惚れた」「言われたい!」「ふわふわしてかわいい」と色めき立つ声が続々。また、親も実家もなくキッチンカーで寝泊まりする日々を「日本中が家みたいなもんや」と笑うピュアさもファンをとりこにしていた。

 急速に惹かれ合っていく二人だが、ある日待ち合わせの場所に空が来なかった時から事態は急変。突然姿を消した空に「どういうこと!?」「どこへ行ったの?」と視聴者が動揺するなか、美璃が思いがけない場所で空と遭遇。その後の残酷な展開に「しんどいよー」「つら…」「こんな切ないこと…」「泣くわ」と心痛の声が相次いでいた。

 なお、「月」「廃墟」「つながらなくなった携帯電話」といったワードから、萩原が八木勇征とダブル主演を務めた「美しい彼」シリーズを思い浮かべる声も。「月」は、萩原演じる平良一成が撮影した「14番目の月」、「つながらなくなった携帯電話」は八木演じる清居奏が高校卒業後、音信不通になった平良に連絡をしたとき、「廃墟」は『劇場版 美しい彼~eternal~』で平良が拉致された清居を助けに向かう廃工場の場面として登場した。(編集部・石井百合子)

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