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与田祐希「量産型リコ」どんな生き方でもいい…プラモ対決で伝えるメッセージ 前作とのリンクにも反響

リコが勝負の先に見せた成長とは?
リコが勝負の先に見せた成長とは? - (C)「量産型リコ」製作委員会2023

 乃木坂46与田祐希主演の連続ドラマ「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」(テレビ東京系・毎週木曜深夜24時30分)の第9話「リコと中野の戦い」が24日深夜に放送、“もうひとりのリコ”を描いたシーズン1とのつながりに、X(旧Twitter)では、視聴者から感激の声があがった。(ネタバレ注意。以下、第9話までの内容に一部触れています)

シャアザクでプラモ対決!「量産型リコ」第9話場面写真

 何事も中間値を行く“量産型”な主人公・小向璃子(与田)が、スタートアップ企業ドリームクレイジー(通称ドリクレ)の社長として奮闘しながら、町の模型屋・矢島模型店で知った、プラモデル作りを通じて大人になっていく本作。第9話では、リコと、ドリクレのライバル企業・パーフェクトビーンズの社長・中野(藤井夏恋)との“対決”が描かれた。

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 スタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」で切磋琢磨してきたドリクレは、中野を筆頭に優秀なメンバーが集まるパーフェクトビーンズを相手に、投資を募るプレゼンで肩を並べるほどに成長した。中野はその理由を探るため、テレビのプラモデル大会に向けて特訓中のリコを訪問。「敵情視察」で矢島模型店を訪れた中野に、自分を敵としてみてくれていると嬉しさを感じたリコは、一緒にプラモデルを作る約束を取り付ける。

 才能あふれる中野のもと、優秀な社員がそろったパーフェクトビーンズだが、最終プレゼンで勝ったのはチームとして成長したドリクレだった。そしてその夜、リコと中野は、矢島模型店でプラモ対決に挑む。

正に赤い彗星? 対決に挑む中野(藤井夏恋)(C)「量産型リコ」製作委員会2023

 中野が勝負キットに選んだのは、量産型ザクではなく、赤く目立つ「HGUC 1 / 144 シャア専用ザクII」。中野は、プラモ初体験にもかかわらず手際よくキットを組み立て、「調色」で自分だけの赤色にザクを染めていく。常に完璧で「目立っていた方が仕事がしやすい」と赤く光る人生を歩む中野。そんな彼女に対してリコは、“シャアザク”を量産型カラーの緑に塗り「楽だし、ずるいかもしれないけど、目立たず逃げ切りたいし、狙われやすい赤で私は生き抜けない。だから私は量産型でいいんです」と自分なりの生き方を語る。

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 ただ、ザクの左肩だけは、中野への捨てきれない憧れを象徴した赤色。この組み合わせは、シーズン1で“もうひとりのリコ”が作った「量産型ザク」のカラーリングと同じ。「やっぱり君は、小向璃子だ」という、模型店店主・やっさん(田中要次)のセリフも相まって、Xには「前作に続き、肩ピンクなのアツい」「前作のザクとリンクした」「ここで前期のレッドショルダーがくるとは!」「前作とリンクしてる部分もあって尚更泣ける、、」などファンの喜びの声が相次いだ。

 誰の人生も否定しない「量産型リコ」らしい対決が描かれた今回。また、中野のプラモ作りの才能には、やっさんとバイト店員のアオ(石田悠佳)も「天才」と驚愕するばかりで、リコは「人生で初めて強烈に嫉妬したかも」と共同創業者の浅井(前田旺志郎)と真司(望月歩)に告白し、成長ぶりものぞかせた。

 しかしラストは、そんなリコに対して真司が「ドリクレ、辞めてもいいんだよ」と語りかける気になる展開に。視聴者からも「来週は大ドンデン返し?」「え? ドリクレ辞めるの?…」「え、そんな展開?!」など、最終回となる10話を待ち焦がれる声が寄せられている。(編集部・入倉功一)

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