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トム・クルーズ、デジタル若返りが計画されていた…『ミッション:インポッシブル』最新作幻の冒頭シーン

1996年『ミッション:インポッシブル』1作目でのトム・クルーズ
1996年『ミッション:インポッシブル』1作目でのトム・クルーズ - Paramount Pictures / Photofest

 映画『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7弾『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(全国公開中)では、デジタル技術で若返ったトム・クルーズが登場する、幻の冒頭シーンが計画されていたという。監督のクリストファー・マッカリーがGamesRadarに明かした。

【画像】デジタル加工しなくたってカッコいい!61歳のトム・クルーズ

 デジタル技術での若返りは、マーベル映画や『スター・ウォーズ』作品などの大作で度々採用されている。最近では映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で81歳のハリソン・フォードに最先端の顔交換技術が施され、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』時代の若々しいインディ・ジョーンズが登場していた。

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 『ミッション:インポッシブル』でも同様に、現在61歳のトムを若かりし頃の姿に見せる案が存在したという。マッカリー監督は「もともと、『デッドレコニング PART ONE』の冒頭シーンは全て1989年を舞台にする予定でした。それをコールドオープン(物語の導入部分)として話し合っていて、フラッシュバックのカットを考えた時に、デジタルでの若返りに注目しました」

 しかし、若返りトムが登場する冒頭の案は採用されなかった。マッカリー監督は「私はリサーチしている間、『この若返りはすごくいい』『この若返りはダメ』と言い続けていました。それが一番大きかった。私は物語を追っていないことに気がついたんです」と若返りばかりに気を取られ、肝心な映画の内容に集中することができなかったと話す。

 本作では若返り技術を見送ったマッカリー監督だが、「リサーチする中で、最も適したアプローチ方法を見つけました。その頃には、この技術から離れている可能性もありますが」と将来的に別の映画で採用する可能性があることを示唆している。(編集部・倉本拓弥)

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