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山崎賢人『キングダム』は人生そのもの「信と共に生きていた」

『キングダム』は「人生そのものという感覚」と語った山崎賢人
『キングダム』は「人生そのものという感覚」と語った山崎賢人

 俳優の山崎賢人が4日、東京国際フォーラムで行われた映画『キングダム 運命の炎』ワールドプレミアに出席した。山崎は、この4~5年は「『キングダム』と、信と共に生きた時間」と振り返り、「『キングダム』は人生そのもの」と熱い思いを語った。イベントには吉沢亮橋本環奈清野菜名岡山天音三浦貴大高嶋政宏要潤山田裕貴片岡愛之助佐藤浩市大沢たかお佐藤信介監督も来場した。(山崎賢人の崎はたつさき、高嶋政宏の高ははしごだかが正式表記)

『キングダム 運命の炎』フォトギャラリー

 本作は、原泰久の人気コミックを実写映画化した『キングダム』シリーズの第3弾。七大国が群雄割拠する中国春秋戦国時代を舞台に、戦争孤児の信(山崎)が、天下の大将軍を目指して奮闘する姿を描くなか、秦と趙が激しい戦いを繰り広げる「馬陽の戦い」のエピソードを活写する。

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 2019年に公開された1作目が興行収入57億円を突破、その年の邦画実写作品のナンバー1に輝き、2021年には続編、そして本作がシリーズ3作目となった。山崎は「ここ4~5年は『キングダム』という作品と、信と共に生きていた時間」としみじみ語ると「自分の人生のかなり大事な部分になっている。何かあると『信だったらこう考えるんだろうな』と自然に思う思考になった。人生そのものという感覚」と信を自身の人生に重ねるようになっているという。

 さらに山崎は、豪華キャストがそろった登壇者たちに「同世代、先輩方と、本当に豪華な方々とみんなで、一つのもの作ってきたんだな……」と感慨深い表情。さらに4,000人収容する満杯の会場を見渡し「1のときから考えると作品が大きくなっていると感動しています」と笑顔を見せる。

 メガホンを取った佐藤監督は「2を完成させた次の日から『運命の炎』の仕上げを1年かけてコツコツとやってきました」と語ると「こんなででっかい会場にふさわしい映画になっていると思います」と胸を張る。

 山崎も「あらためてこうして4,000人の方々の顔を拝見して、たくさんの人に愛してもらえてここにたどり着いたんだなと実感しています」とファンに感謝。「アクションや映像もすごい作品ですが、同時にまっすぐな言葉や、夢が突き刺さってくる人間ドラマになっています。スタッフ、キャストが熱量を込めて撮影し、すごく疾走感があって目が離せない映画になっています」と自信をのぞかせていた。(磯部正和)

映画『キングダム 運命の炎』は7月28日より全国公開

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