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蕨野友也、ウルトラマンが結婚発表を後押し 妻子持ちの隊長役「同じ目線で見てほしい」

「ウルトラマンブレーザー」蕨野友也を直撃!ブレーザーとの運命的な出会い&変身ポーズ披露 » 動画の詳細

 ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ10周年の節目を迎え、田口清隆監督の指揮のもと、全く新しいウルトラマンシリーズの幕を開ける新番組「ウルトラマンブレーザー」で、主演に起用された俳優・蕨野友也(35)。彼が演じる主人公ヒルマ ゲントは、ウルトラマンに変身する防衛隊「SKaRD(スカード)」の隊長にして、プライベートでは妻子持ちという異色の設定だ。「若手俳優の登竜門」として知られる特撮作品では、主人公も若手ルーキーとして設定されることが多いが、蕨野は「仮面ライダードライブ」(2014~2015)ハート/仮面ライダーハート役で特撮作品を経験しているベテラン。本作で特撮作品に凱旋した蕨野が、本作にかける思いを熱く語った。

【動画】変身ポーズも披露!「ウルトラマンブレーザー」主演・蕨野友也を直撃

新たなウルトラマンの世界「いい意味で期待を裏切る」

(c)円谷プロ (c)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京

 近年はさまざまな面でウルトラマンシリーズの好調が伝えられ、大きく注目が集まっているが、各作品、シリーズが積み重ねてきた歴史に胡坐をかくことなく、常に果敢な「攻めの姿勢」を忘れないのが人気の秘訣と言える。前述した主人公の設定しかり、本作はかつてない要素を数多く内包しているらしい。メイン監督の田口清隆をはじめ、スタッフとの面談形式のオーディションを経て出演が決まった蕨野もまた、事前に渡された台本を読んで「すごく面白い」と本作ならではのオリジナリティーを感じたと語る。

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 「実は自分が小さい頃は、ガッツリとウルトラマンに触れ合う機会って、あまりなかったんです。近年の作品も把握してなかったので、いくつか観てみたところ、作品毎にテーマやメッセージ性が込められていて、それぞれにとても深い魅力を感じましたが、『ウルトラマンブレーザー』はそのいずれとも違って、今までの“ウルトラマン”のような感じがしませんでした。第1話では、作品の世界観をはじめ、ゲントの思考、作中でのウルトラマンの扱われ方が描かれていますが、恐らくウルトラマンを観続けてきてファンの方には、いい意味で期待を裏切ることができるのではないでしょうか」

 第1話は、全編ナイトシーンで池袋を舞台に市街戦が展開し、リアリティー溢れた映像が見どころになるという。「身に付けている装具も実にリアルだし、自分が目の前で見たロケ先の景色が、そのまま実在の場所として映像に切り取られているので、そういう意味では、僕たち俳優は助けられたと思っています。もちろん台本を読んで理解はしているけど、実在する場所が舞台となり、緊張感が高ければ高いほど、リアルに感じてもらえるはずですから」と撮影を振り返った。

 また、公開されているトレーラー映像では、両腕にジェットエンジンを装着したジェットスーツ姿のゲントの降下シーンを観ることができる。このジェットスーツはイギリスで開発された実在する飛行器具で、本作では特撮を駆使してリアルに描写されている。

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 「『仮面ライダードライブ』で、特撮作品ならではの撮影は経験していましたが、スタジオでの合成を前提とした“吊り”は初めての経験でした。トレーラー映像に、上空から降下していく僕の背中を捉えていたカメラが、僕の顔に回り込んで行くカットがありますが、当然撮影の裏側は全く違うわけですよね。自分が今どういう状況なのか把握できていないと、臨場感や説得力が伝わりません。幸いにもロケで降下後の場面を先に撮影していて、まさに自分が降りてくる空を現地で見ていたので、それでイメージを掴むことができました」

自分がウルトラマンとして認知されること

(c)円谷プロ (c)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京

 ウルトラマンブレーザーと怪獣が戦うシーンについても、「映像の作り込みが相当すごいことになっていますよ!」と絶賛。「街並みだってリアリティーがないと成立しないわけですよね。ブレーザーが歩けば、地面が揺れたり、怪獣が何かに当たった際には周囲に衝撃音が響き渡る。第1話をご覧になった方はとにかく驚かれることと思います。是非この感動をテレビの前で味わってもらいたい」と蕨野自身もオンエアが待ち遠しくて仕方ない様子だ。

 自身が変身するウルトラマンブレーザーとは、撮影現場で対面する機会があり、「実物を見て感動しましたが、後でこのフォルムやデザインにきちんと意味があることを知り、さらに感動しました。今ではウルトラマンブレーザーを愛しています」と深い思いを覗かせた。一方で、オンエアが始まれば、自身もまたヒーローとして世間に認知されていくが、蕨野は「子供たちが僕を見てウルトラマンだと認識してくれるかな?」と意外な答え。「『ドライブ』の時は悪役だったこともあってか、そういう反響がなかったんです。オンエアが始まって『隊長だ!』『ブレーザーだ!』と子供たちが近寄ってきてくれたらめちゃくちゃ嬉しいけど、今はまだ正直、未知の世界です(笑)」とこのタイミングだからこその偽らざる心境を吐露した。

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役柄も演者も既婚者「同じ目線で見てもらいたい」

 蕨野は、4月21日の「ウルトラマンブレーザー」制作発表と同じタイミングで、結婚していたことをTwitterで発表。このニュースもまた大きく話題となった。

 「発表させていただいた通り、実は結婚していまして、『ブレーザー』のキャストもみんな普通に知っていたんです。特に言わずとも結婚指輪をしていたので。だけど、コロナ禍の影響もあって『対外的に個人のハッピーな出来事を公にするのはどうかな?』とずっとある種の迷いを抱えていました」

 前述したように蕨野演じるゲントは既婚者であり、「ウルトラマンブレーザー」との出会いが発表を踏み切るきっかけになったという。「最初に事務所から出演決定の連絡を受けた際に、主人公が所帯持ちで奥さんと子供がいると聞き、『結婚していることを発表してもいいんだよ』と後押ししてくれたような気がしたんです。、そこは『蕨野友也=ヒルマ ゲント』として、同じような目線で見てくれる視聴者が増えればいいなと思っています」と明るく答えた。(取材・文:トヨタトモヒサ)

「ウルトラマンブレーザー」7月8日(土)午前9時~テレビ東京系6局ネット他で放送開始

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