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オーランド・ブルーム、『LotR』レゴラスは特別な役 大阪コミコンで名セリフ生披露

大阪コミコン2日目のトップバッターを飾ったオーランド・ブルーム
大阪コミコン2日目のトップバッターを飾ったオーランド・ブルーム

 映画『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』シリーズでエルフの王子レゴラスを演じたオーランド・ブルームが6日、インテックス大阪で開催中の「大阪コミックコンベンション2023」(以下、大阪コミコン)のセレブステージに登場し、レゴラス役への思いや、最新作『グランツーリスモ』(9月日本公開)について語った。

【画像】全力でファンサービスするオーランド・ブルーム

 本日から大阪コミコンに参加するオーランドは、2019年の「東京コミコン」以来のゲスト登場となる。「コミコンに来ることができて嬉しいです。またこうしてお招きいただき、ありがとうございます」とあいさつすると、「大阪大好き! みんな大好き!」と日本語で熱いメッセージを送る。

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 『ロード・オブ・ザ・リング』は昨年、日本公開20周年を迎えた。「レゴラスはメジャー映画で初めて演じたキャラクターです」と振り返るオーランドは、「私の心の中に残っている、特別な役です」とレゴラスへの思いを告白。イベントでは、20年経っても覚えているエルフ語を明かしたほか、3部作の完結編『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』で旅の仲間・ギムリに向けて送った名セリフ「What about side by side with a friend?(友達の隣でなら?)」を生披露した。

 J・R・R・トールキンの原作小説「指輪物語」に基づくドラマシリーズ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」が誕生し、新作映画の製作も決まるなど、シリーズは今後も続いていく。「新作にも出てほしい」というファンの要望に、オーランドは「『力の指輪』も素晴らしかったので、アイデアはおもしろいと思います。トールキンの世界観は大好きですが、時間軸を考えると僕の役があるかどうかはわかりません。もし出演するとなれば、もっとメイクを施す必要がありますね(笑)」と笑顔で回答していた。

 オーランドが出演する最新作『グランツーリスモ』は、人気ゲーム「グランツーリスモ」から生まれた実話を『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督が実写化した作品。オーランドは、すご腕のゲームプレイヤーをプロレーサーとして育成する「GTアカデミー」の創設者・ダニーを演じる。

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 「(ゲームクリエイターの)山内一典さんが生み出した『グランツーリスモ』は、実際のレーストラックを完全再現した、究極のシミュレーションゲーム。だから、プレイヤーは車やコースを理解することができるんです」と原作ゲームについて語ったオーランド。「ヤン・マーデンボローという実在する男が、ゲーマーからプロレーサーの夢を掴む話。不可能を可能にする男の物語なので、夢を持っているみなさんには、もってこいの作品です」とアピールしていた。(取材・文:倉本拓弥)

「大阪コミコン2023」は5月7日までインテックス大阪で開催中

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