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横浜流星がエグい!『ヴィレッジ』で新境地へ

こんな横浜流星……見たことない!
こんな横浜流星……見たことない! - (C) 2023「ヴィレッジ」製作委員会

 2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に主演することが決定し、話題となっている横浜流星。現在公開中の最新主演作である映画『ヴィレッジ』でも、その存在感が際立っている。

【画像】いろんな横浜流星!『ヴィレッジ』より

 本作は、ある村のゴミ処理施設で働く青年の人生が、東京から幼なじみが戻ったことで変化していく姿が描かれるヒューマンサスペンス。横浜のほか、黒木華奥平大兼西田尚美中村獅童古田新太などが名を連ねる。

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 父親が起こしたある事件の汚名を背負いながら生きる、村の青年・優を演じた横浜。ぼさぼさの髪に無精髭を生やし、虚ろな表情を浮かべる姿は、これまでの横浜のイメージからはかけ離れている。

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撮影中の横浜流星と藤井道人監督。

 横浜とは6度目のタッグとなる藤井道人監督は、脚本の初期の段階から横浜と作品について語り合い「今まで見たことがない横浜流星でないと意味がない」という想いの中、作品づくりを進めていった。そして、「流星のラストシーンを撮っていたときは、ちょっと泣きそうになりましたね。まさに一皮剥けた流星が見られる映画になっていると思います」と横浜の新たな一面を引き出すことができたと、満足そうに語った。

 映画公開後、SNSには「顔つきや姿勢や発声からリアルな絶望が漂ってきて、こんな達者な役者なんだと驚いた」「演技がエグ過ぎて彼の表情から目を離せなかった……」「同じ人間? てくらい陰から陽、陽から陰に移り変わる様の表現力……! 気迫がすごくて終始目が離せなかった」など、横浜の演技に驚かされたという声が多く寄せられている。

 横浜は優というキャラクターに、自身が俳優として感じている迷いや怖れを反映することで、運命に抗いながらも負のスパイラルから脱け出そうとする主人公を演じきった。見た目のイメージだけでなく、細かいしぐさや表現に至るまでこだわり抜き、横浜のこれまでの俳優人生を捧げて完成した本作は、まさに藤井監督の目指した“今まで見たことのない横浜流星”を見ることができる。(今井優)

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