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松村北斗「苦しかったことも思い出した」 『すずめの戸締まり』公開生アフレコ披露

松村北斗
松村北斗

 SixTONES松村北斗が18日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた映画『すずめの戸締まり』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。共演の原菜乃華と公開アフレコを披露すると「全然うまくできませんでした」と苦笑いを浮かべていたが、新海誠監督からは「とても素敵でした」と太鼓判を押されていた。

【画像】公開生アフレコの様子

 『君の名は。』(2016)、『天気の子』(2019)に続く新海監督3年ぶりの新作となる本作。九州の田舎に暮らす女子高生の岩戸鈴芽(原)が、“扉”を探している青年・宗像草太(松村)と出会い、日本各地を旅する姿が描かれる。

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 オーディションで選ばれた原と松村。新海監督は「メディアに『原菜乃華、松村北斗 声優初挑戦』と書かれることが多いのですが、初めての人が欲しかったのではなく、お二人が欲しかったんです。菜乃華さんと北斗くんに鈴芽と草太をやっていただくことが、この映画にとってはとても重要なんです」と強調する。

 続けて新海監督は「技術があるとか、芝居ができるということも大切なことではあるのですが、ただうまいだけでは面白い映画にはならない。鈴芽と草太と同じように不安を抱えながら、悩みながら、一緒に完成まで導いて、作り終わったあとも一緒に届けてくれる、そういう人が欲しかった。それがお二人だったんです」と起用理由を明かす。

 そんな新海監督の思いを受けて収録に臨んだ原と松村。この日は観客の前で公開アフレコを行うことに。松村は「まさか映画が公開されてから、アフレコやるとは思っていませんでした」と照れくさそうに語ると、設置されたマイクの前に立つ。

 新海監督は「草太という青年は閉じ師なので、扉を閉めなければなりません。そのとき扉からあるものが出てくるので、北斗くんは扉をグッと力を入れて閉めているところから始めてください」とディレクション。松村は「君は死ぬのが怖くないのか!」と感情を込めてセリフを発すると、原と共に迫真のアフレコを披露した。

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 会場から大きな拍手が巻き起こるが、松村は「これだけの方に見ていただくと、全然上手にできませんね」と苦笑いを浮かべ「オーディションでやったセリフもあったのですが、苦しかったこともいっぱい思い出しました」と収録を振り返る。それでも新海監督は「とても素敵でした」と言葉をかけると松村は「苦しくてもやれたのは、新海監督がものすごく的確かつ温かく人間を包み込むようなディレクションをしてくれたからです」と感謝を述べていた。(磯部正和)

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