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『スパイダーマン』スピンオフドラマ、Prime Videoで配信決定 第1弾は「シルク:スパイダー・ソサエティ」

写真は映画『スパイダーマン:ホームカミング』より
写真は映画『スパイダーマン:ホームカミング』より - Columbia Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

 米ソニーが製作する複数の『スパイダーマン』スピンオフドラマが、Prime Video で世界配信されることが決定した。現地時間17日、米 Amazon Studios が発表した。

【画像】主役キャラクター・シルクのコスプレイヤー

 第1弾は、韓国系アメリカ人の女性ヒーローを描く「シルク:スパイダー・ソサエティ(原題) / Silk: Spider Society」。コミックでは、ピーター・パーカーのクラスメイトであるシンディ・ムーンが、特殊なクモに噛まれたことで誕生するヒーローで、“シルク・センス”と呼ばれる高性能版のスパイダー・センス(危険を察知する能力)を持つ。ドラマはまず、MGM+で米国配信を予定しており、その後 Prime Video で240の国と地域に向けて配信される。

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 ショーランナーに就任したのは、まもなく完結する人気ドラマ「ウォーキング・デッド」を指揮してきたアンジェラ・カン。アマゾンと複数年にわたる包括契約を結び、AMCから移ることになる。アンジェラは「キャリアの新たなチャプターとして、Amazon Studios ファミリーに参加できて光栄です。最初の挑戦として、韓国系アメリカ人のスーパーヒーロー・シルクを実写化できることが楽しみです」と声明を発表している。

 また、製作総指揮にはアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』のフィル・ロードクリストファー・ミラーも名を連ねており、「称賛すべき視点や創造性を兼ね備えたアンジェラはプロ中のプロ。彼女はとても気さくな方で、キャラクターを愛している。シンディ・ムーンの物語を届けるため、彼女と仕事ができることはとても光栄です」とアンジェラとのタッグに期待を寄せた。

 ソニーは現在、『スパイダーマン』に登場するキャラクターを主役とする映画・ドラマを展開し、独自のユニバースを拡大中。同社は現状、900体以上のキャラクターを映像化することができる。(編集部・倉本拓弥)

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