ADVERTISEMENT

沼すぎる!千葉雄大の魅力が詰まった映画5選

千葉雄大
千葉雄大 - Arnold Jerocki / Getty Images

 ドラマ「いいね!光源氏くん」(NHK総合)で、キュートすぎる光源氏くんを演じて、世の人々を癒しまくった俳優・千葉雄大。烏帽子にジャージ姿、お菓子を頬張る表情、同居する沙織(伊藤沙莉)を見つめる優しい眼差し……。そのすべてが愛らしいが、絶対的美男子として知られる光源氏を“癒しの光源氏くん”として現代に降臨させることができたのは、千葉の確かな演技力があったからこそ! “光源氏くんロス”必至というアナタに、知れば知るほど虜になる、千葉雄大の魅力をたっぷりと感じられる映画をご紹介したい。(文・成田おり枝)

【写真】千葉雄大、濃いアイメイク×超クールな表情!

『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』(2010)

 悪の手から地球を守り続けている“護星天使”の5人組、天装戦隊ゴセイジャーが活躍する人気テレビシリーズの劇場版。本シリーズで俳優デビューした千葉の、初々しい表情を堪能できる。千葉が演じるアラタ/ゴセイレッドは、「とにかくやってみる!」が口癖で、周囲の人々を持ち前の明るさで励ましていく役どころ。“見習い天使”として地球を守るべく奮闘するゴセイジャーだが、演技初経験ながら主演という大役を務める千葉のフレッシュさとひたむきさが、見事に役柄とマッチ! アフレコやアクションを含む芝居の基礎だけでなく、ゴセイジャーの表現する“不屈の精神”を学んだ本シリーズは、役者道を歩み始めた彼の大きな糧となったはず。役者人生の第一歩をぜひ目撃してみては。

ADVERTISEMENT

『桜蘭高校ホスト部』(2012)

 葉鳥ビスコによる人気コミックを、ドラマ化に続いて映画化した学園コメディー。スーパーお金持ちばかりが通う名門校を舞台に、“ホスト部”なる部活動に入部した庶民の女子高生の恋と青春を描く。千葉はイケメンぞろいのホスト部の一員で、部のマスコット的存在の埴之塚光邦、通称“ハニー先輩”にふんした。20代は、“かわいい”を代名詞に、ぬくもり系男子=ヌクメンの筆頭格としても人気を集めた千葉だが、本シリーズのハニー先輩は、そのかわいい魅力が炸裂! うさぎのぬいぐるみを抱き、ぷくぷくとしたほっぺ、うるうるとした瞳と上目遣いなど、あざといほどのかわいさに悶絶すること間違いナシ。校内のビッグイベント・桜蘭祭が描かれた劇場版では、制服姿はもちろん、着物姿、海賊風衣装など、千葉のあらゆるコスプレも目にすることができる。ちなみに、「おっさんずラブ -in the sky-」で千葉とともに恋愛模様を繰り広げた戸次重幸も出演。女装姿を披露している。

『殿、利息でござる!』(2016)

 江戸時代に実在した人々の歴史秘話を、中村義洋監督が映画化した痛快&感動の時代劇。藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ宿場町・吉岡宿に住む庶民たちが、殿を相手に一世一代の大勝負に打って出る姿をつづる。平安の男・光源氏くんに魅せられたならば、お次は彼が江戸時代の青年にふんした本作はいかが? 阿部サダヲ瑛太(※永山瑛太に改名)、妻夫木聡をはじめとする実力派俳優たちの中で、本格時代劇に初挑戦した千葉がキラリとした存在感を発揮している。千葉が演じる千坂仲内は、若いながらも町を取りまとめる大肝煎という職についている青年で、ちょんまげ姿も新鮮かつ、さわやか。町の人々のつつしみ深い思いに耳を傾ける千坂だが、それに心を動かされて流すピュアな涙の美しさたるや! 使命を感じて突き進もうとする一方、揺れ動いてしまう弱さも持ち合わせた千坂の複雑な内面も演じきり、“かわいい”だけではない実力をしっかりと証明した。本作で、第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞している。

『暗黒女子』(2017)

 秋吉理香子の小説を基にしたミステリー。セレブ女子高生が通う高校で、全校生徒の憧れの美少女が謎の死を遂げ、事件の真相だけでなく、女子たちの暗黒面までもが暴かれていく衝撃の物語。千葉は、メガネ姿で知的さと清潔感あふれる教師の北条として登場。ときには性に関する大胆な会話までしてしまう生徒たちを見て、戸惑う彼の姿がなんともいじらしい。舞台が女の園ならば、もちろん撮影も女性に囲まれる日々。千葉自身、「男性が僕一人だったので、正直気まずい瞬間はありました」と撮影秘話を吐露していた。生徒たちの意外な素顔が明らかになるにつれ「女子って怖い……」という気持ちになる本作だが、そんな中、北条の暗黒面も表出。教師としてやってはいけない一線を超えてしまう。千葉は濃厚なキスシーンにもトライしており、彼の大人の表情にドキドキ! ひとつのイメージにとらわれることなく、あらゆるキャラクターに挑戦する気概を感じられる1作だ。

『帝一の國』(2017)

 古屋兎丸の人気漫画を映画化した学園コメディー。日本一の超名門高校で、生徒会長の座をめぐって激しいバトルが展開する。菅田将暉野村周平竹内涼真間宮祥太朗志尊淳ら世代を代表するイキのいい若手俳優陣が集結! 主演の菅田が本作を「僕らの果たし状」と表現していたように、それぞれが並々ならぬエネルギーを放出させて、観客に堂々たる勇姿を見せつけた。千葉は、文化部男子から絶大な支持を得る将棋部の天才・森園億人役を担った。当時28歳にして高校生を違和感なく演じ切ったエイジレスな魅力もさることながら、メガネ&長めの前髪というクールないでたちからのぞく、森園の静かな情熱も体現。「勝負には絶対負けたくないんだよ」という男前なセリフにグッとくる。本作ではアイドル的立ち位置の光明役を志尊が担当していたが、完成披露の舞台あいさつで千葉は「志尊くんにポジションをとられた」と自虐発言をお見舞い。その場で求められることに応じて、期待以上のコメントで盛り上げる。千葉のそんな姿もなんともステキなのだ。

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT