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葛飾北斎がブレイクするまで…『HOKUSAI』予告編公開

新ポスタービジュアル
新ポスタービジュアル - (C)2020 HOKUSAI MOVIE

 江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の生涯を、柳楽優弥田中泯のダブル主演で描く『HOKUSAI』(5月29日公開)の予告編が公開され、謎多き青年期の北斎がライバルの喜多川歌麿や東洲斎写楽に打ちのめされていた苦悩の時代が見られる。併せて柳楽と田中演じるダブル北斎をはじめ7人のキャラクターを収めた新たなポスタービジュアルも公開された。

【動画】柳楽優弥×田中泯が“闘う”葛飾北斎を熱演『HOKUSAI』予告編

 本作は、幕府に風俗が厳しく取り締まられていた江戸時代後期を舞台に、北斎と彼に影響を与えた人物たちとのエピソードを軸に、北斎が描いた「三つの波」の秘密に迫る物語。新ポスタービジュアルは、北斎の代表作である「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の大浪を背景に、北斎の青年期(柳楽)と老年期(田中)、戯作者の柳亭種彦(永山瑛太)、北斎の妻コト(瀧本美織)、版元(プロデューサー)・蔦屋重三郎(阿部寛)、北斎の晩年期の弟子・高井鴻山(青木崇高)、喜多川歌麿(玉木宏)の姿がある。

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 予告編は、稀代の版元・蔦屋重三郎の「おめえにしか描けない絵はな、世の中変えられるんだぞ」、青年期の北斎の「俺は大した家の生まれじゃねえ」といった言葉からスタート。プライドばかり高く売れなかったころの北斎が、美人画の大家・歌麿に「てめえの絵は色気がねえ」と一蹴され、役者絵で大評判になった若き天才・写楽(浦上晟周)の挑発的な言葉に打ちのめされ、重三郎からは「勝ち負けで絵を描いているのか。絵師などやめちまえ」と手厳しい言葉をかけられる。

 北斎が重三郎から「いい顔になった」と言われるまでの苦節の日々、表現の自由が幕府に奪われていく時代の波などが収められており、いかなる状況にあっても創作意欲を燃やし続ける老年期の北斎の気迫も伝える。(編集部・石井百合子)

柳楽優弥×田中泯が“闘う”葛飾北斎を熱演『HOKUSAI』予告編 » 動画の詳細
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