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モトーラ世理奈、西島秀俊&三浦友和からの称賛にハニカミ!

ハニカミ! - モトーラ世理奈
ハニカミ! - モトーラ世理奈

 モデル・女優のモトーラ世理奈が25日、新宿ピカデリーで行われた映画『風の電話』公開記念舞台あいさつに出席し、共演の西島秀俊三浦友和から現場での立ち居振る舞いやたたずまいを称賛され、「うれしいです」とはにかんだ。イベントには諏訪敦彦監督も登壇した。

【画像】舞台あいさつにモトーラ世理奈、西島秀俊ら!

 本作は、岩手県大槌町に設置された、会えなくなった人に思いを伝えるための「風の電話」を題材にしたロードムービー。東日本大震災で家族を失った主人公ハルが、さまざまな人と接した後に「風の電話」を訪れる旅が描かれる。
 
 主演映画が公開を迎えた昨日、舞台あいさつの場所にもなった新宿ピカデリーで映画を鑑賞したというモトーラ。「ソワソワして劇場の一番後ろの端の席に座って、皆さんがどんな反応をしているのか気になりながら観ていました」と明かし、劇場に足を運んでくれた観客に感謝を述べた。
 
 モトーラはこの役をオーディションでつかんだのだが、最初に台本を読んだ時は「やりたくない」と思ったのだとか。「小さい頃から家族が亡くなってしまう話などが苦手で、絵本を読んでいても悲しくなってしまうんです」と打ち明け、最初のオーディションでは「つらい気持ちが勝ってしまって何もできなかった」と振り返る。しかし2回目のオーディションでは台本が渡されず、即興芝居をすることに。そこで自分の感じるままを表現することができ、「わたしでもやれるかもしれない」と自信が持てた。
 
 そして見事オーディションを勝ち抜くと、実際の現場でも台本はなく、モトーラがハルという役を感じるままに演じることができたのだという。共演した西島は「僕の方が後から撮影に加わったのですが、すでにモトーラさんは現場でやらなければいけないことがわかっていた。僕自身が彼女を通して現場を知りたいと思ったぐらい」と頼もしさを称賛すると、三浦も「こうして舞台に立っているとモデルさんのような雰囲気がありますが、映画では女子高生を違和感なく演じている。役にスッと入っていける方」とそのたたずまいを絶賛していた。
 
 また本作は、第70回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に出品されることが決まっている。諏訪監督は「この映画は、一人の少女の旅が描かれたそこまで大きくない映画ですが、青少年が見る部門に出品されるので、どんなことを感じてくれるのか楽しみです」と期待に胸を膨らませると、モトーラも「作品を観て温かい空気に包まれていただければ」と映画をアピールしていた。(磯部正和)

映画『風の電話』は公開中

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