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是枝裕和『真実』宮本信子、宮崎あおい、佐々木みゆが吹替キャストに!

みんないい笑顔!
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 日仏合作の映画として製作された是枝裕和監督の新作『真実』(10月11日公開)の日本語吹替版の公開が決定し、宮本信子宮崎あおい、そして『万引き家族』に出演していた子役の佐々木みゆが参加していることが明らかになった。三人はいずれも洋画の吹替は今回が初挑戦となる。

【動画】是枝裕和『真実』予告編

 カトリーヌ・ドヌーヴジュリエット・ビノシュイーサン・ホークといった世界的キャストが集結した本作では、フランス語と英語が使用されている。自伝本「真実」を出版した国民的女優ファビエンヌ(ドヌーヴ)とその娘リュミール(ビノシュ)の2人を中心にした家族の物語が描かれる。宮本はファビエンヌの声を、宮崎はリュミールの声を担う。

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 是枝監督は「宮本さんの凛とした声と、背筋のピンとした佇まいは、まさにカトリーヌさんにぴったり重なると思いました」と話し、宮崎についても「声のお仕事もご一緒させていただいたことがあるのですが、その繊細な表現力はもう、唯一無二だと思ってましたので、ビノシュさんとの年齢差は気になりませんでした」とコメントしている。

 リュミールの娘シャルロット(クレマンティーヌ・グルニエ)の声を担当する佐々木については、台本を渡さずに口伝えの演出で台詞を収録する是枝監督ならではの子役への演出方法が使用された。(宮崎あおいの「崎」は「たつさき」が正式表記)(編集部・海江田宗)

監督・各キャストのコメント全文は以下の通り

■是枝裕和監督
宮本さんの凛とした声と、背筋のピンとした佇まいは、まさにカトリーヌさんにぴったり重なると思いましたし、宮崎さんは声のお仕事もご一緒させていただいたことがあるのですが、その繊細な表現力はもう、唯一無二だと思ってましたので、ビノシュさんとの年齢差は気になりませんでした。ダメ元で僕から提案したお二人が、お二人とも、思いがけずお引き受けいただけて、監督としてこんなに嬉しいことはありません。もう一つの『真実』に出会うのを僕自身楽しみにしています。

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■宮本信子
洋画の吹き替えは初めてのことなので、できるかどうかとても不安で正直悩みました。でも是枝監督からお声掛けいただいたのですから、受けて立たなくては宮本信子はダメだわ! と思いまして。「どうなるかわかりませんが、一生懸命やらせていただきます」とお伝えさせていただきました。真実は一つではないですし、それを「一つであるべきだ」ではなく、色んな風に見られるんだよと言ってくれるような作品だと思います。

■宮崎あおい
初めてのことに、何をどうしたら良いのか不安いっぱいでスタジオに入ったのですが、始まってみたらとても楽しく……自分がジュリエット・ビノシュになったかのような幸せな錯覚を味わいながらの贅沢な時間でした。また新しい形で是枝監督の作品に関わらせていただけたこともとても嬉しかったです。

■佐々木みゆ
吹き替えのお仕事をするのは私のあこがれだったので、是枝監督からお話をもらったときはとてもうれしくて不思議だなーと思いました。初めてなので、最初はちゃんとできるかな? と心配だったけど、シャルロットちゃんの役ができるチャンスは一回しかないからぜったいやります! と言いました。夢がかなって、今もとても幸せな気持ちです。シャルロットちゃんは明るくて元気な女の子なので、吹き替えのときもたくさん笑って楽しかったです。

是枝裕和『真実』予告編 » 動画の詳細
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