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サンリオキャラがまさかの歌舞伎化!

「KAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎~」公開ゲネプロ・記者発表会より
「KAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎~」公開ゲネプロ・記者発表会より - (C)2018 SANRIO CO., LTD.

 7日、歌舞伎を取り入れたサンリオピューロランドの新作ミュージカル「KAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎~」の公開ゲネプロ・記者発表会が実施され、歌舞伎の世界と融合したハローキティらサンリオキャラクターたちの姿がお披露目された。

【写真】ハローキティ、歌舞伎に挑戦!

 本作は、海外の観客をも視野に入れ、日本の伝統芸能である歌舞伎と融合したミュージカルを作り上げるというピューロランド初の試み。日本演劇界をけん引する松竹の全面監修のもと、ハローキティ、シナモロール、ポムポムプリン、ディアダニエル、バッドばつ丸らが歌舞伎の新衣裳で登場し、見得や大立廻りなど歌舞伎の演技を披露する。

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 3月10日からの上演に先駆けて開催された発表会では、ハローキティが長きに渡る稽古の末に習得した見得を披露すると、観客から大きな歓声が上がる一幕も。歌舞伎演技指導の市川笑三郎は、上演開始を目前に「歌舞伎とミュージカルのコラボを最初聞いたときはうまく融合するか不安でしたが、今回の作品を通じてやればできる と感じた。『だんまり』や『六方』など歌舞伎らしさとミュージカルの要素をぜひ楽しんでいただきたい」とアピールした。

 発表会ではサンリオエンターテイメント取締役ピューロランド館長の小巻亜矢、「スーパー歌舞伎」を手掛け脚本・演出・作詞を担当する横内謙介による挨拶のほか、中村獅童(声の出演)、坂東巳之助(映像出演)のビデオメッセージも公開。「サンリオのキャラクターはみんな人気がありますし、僕の子供の頃からの人気者ですから、そんなみなさんとコラボレートできるということは、歌舞伎役者として非常に嬉しいです。幅広い皆さんに楽しんでいただける作品になっていると思いますので、多くの方に見ていただけたら」(中村)、「普段歌舞伎に触れる機会のない方や小さなお子さんたちが、歌舞伎に興味をもってくださるのではないかなと思って、すごく楽しみにしています」(坂東)と記念すべきコラボに期待を寄せた。(編集部・石井百合子)

「KAWAII KABUKI~ハローキティ一座の桃太郎~」は3月10日よりサンリオピューロランド内メルヘンシアターにて上演(終了日未定)

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