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『アナ雪』エルサは悪役の設定だった!作詞・作曲者が明かす

「レット・イット・ゴー」を作詞・作曲したロバート・ロペス(左)とクリステン・アンダーソン=ロペス
「レット・イット・ゴー」を作詞・作曲したロバート・ロペス(左)とクリステン・アンダーソン=ロペス

 世界中で大ヒットした映画『アナと雪の女王』のテーマ曲「レット・イット・ゴー」を作詞・作曲したクリステン・アンダーソン=ロペスロバート・ロペスが、現在手掛けているミュージカル版「アナと雪の女王」について、1月26日(現地時間)、ニューヨークのジェイコブ・ジャビッツ・コンベンション・センターで行われたブロードウェイ・コンで語った。

【映像】『リメンバー・ミー』と同時上映される『アナと雪の女王/家族の思い出』本編より

 映画版『アナと雪の女王』を手掛ける以前に、ミュージカル版『ファインディング・ニモ』や映画『くまのプーさん』で音楽を担当していたという二人。楽曲を手掛ける際に、作詞・作曲するだけでなく、その楽曲にまつわるストーリーを構成することをしていた彼らは、ある日、ディズニーからアニメのミュージカルを手掛けていると電話を受けたそうだ。「わたしは幼い子供につきっきりだったから、ロバートがロサンゼルスでディズニーの関係者に会ったのだけど、そこで、2人の女の子(アナとエルサ)の映像を見せられたそうよ」とクリステン。その映像は、若い女の子が年上の女の子を憧れの目で見ていて、年上の女の子は雪を空中に投げているような映像だったそうだ。「妹が姉に持つ愛と姉が妹に捧げる特別の目線がそこにはあって、それはわたしとロバートが毎日見ている自分たちの2人の娘の姿に似ていたわ。その時から、わたしたちは楽曲を作らなければいけないと思ったのよ」と楽曲を手掛けた経緯を明かした。

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 楽曲「レット・イット・ゴー」について、ロバートは「僕らが関わったときは、エルサは悪役の設定だったんだ。でも(クリス・バックとジェニファー・リー共同監督は)構成していくうちに、それでは映画が成り立たないことに気づいたんだ。そこで、キャラクター設定を変え始めた。当初のエルサは、野性的で、どこに行っても問題を起こすような設定だったものを、内気で、オールAを取るように頭が良く、さらに秘密を隠している設定にしたんだ。映画内では、そんな内気で頭の良いエルサが、(自分の殻を破って)変化していく過程の楽曲が必要になったんだ」と説明。その後、彼らはパワーに目覚めた女性というテーマを基に、「レット・イット・ゴー」を仕上げていったそうだ。

 ブロードウェイ版として書いた、映画版には入ってない楽曲「Dangerous to Dream」について、クリステンは「映画内のアナの楽曲『生まれてはじめて』はとても鮮やかで、まっすぐな楽曲なの。それに対して、最初は何も欲することをしないエルサには、どんな楽曲を書いたら良いかわからなかったわ。エルサが問題を起こした時の目は、映画内では表現できても、(ミュージカル版では)舞台の中2階の廊下側から、そんなエルサを演じる俳優の目から感じることは観客にはできないと思ったから……。その時のエルサのパニックと切望などの感情をリアルに表現するためには何かが必要で、この『Dangerous to Dream』という楽曲を書いたのよ」と語った。

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 2月23日からは4週に渡って毎週金曜に、ブロードウェイ版だけの新たな楽曲(『What Do you Know About Love?』『Dangerous to Dream』『True Love』『Monster』)をリリースすることを明かした彼ら。実際に舞台に参加している俳優の歌とオーケストラの合奏によるもので、舞台で観客が聴くことになる同じものが収録されているそうだ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

エルサとアナが歌う新曲「When We're Together」 映画『アナと雪の女王/家族の思い出』本編映像 » 動画の詳細
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