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コミック映画化、失敗しないシンプルなコツ マーベルCEOに聞く

ベネディクト・カンバーバッチの『ドクター・ストレンジ』はどんな作品に?
ベネディクト・カンバーバッチの『ドクター・ストレンジ』はどんな作品に? - (C) 2016 Marvel.

 映画『アベンジャーズ』シリーズのマーベル・スタジオ代表で、プロデューサーとして全マーベル映画に携わるケヴィン・ファイギが、ベネディクト・カンバーバッチを主演に迎えた最新作『ドクター・ストレンジ』(2017年1月27日全国公開)について、原作物の実写映画化に対する信念と共に語った。

【動画】こんなの観たことない!『ドクター・ストレンジ』多次元バトル!

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)と呼ばれる世界観のもと、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクなど数々の人気ヒーローが登場してきたマーベル映画。今後も『ドクター・ストレンジ』を皮切りに、『アベンジャーズ』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『マイティ・ソー』の続編に、スパイダーマンやブラック・パンサー、キャプテン・マーベルといったヒーローの単体映画など新作が目白押しだ。ファイギも、「この先3年半でこれだけのラインナップだから、作る側としては大変です」と苦笑する。

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マーベルCEOのケヴィン・ファイギ (C) 2016 Marvel.

 現在、邦画界でもコミックの映画化が大流行しているが、観客からいわゆる“失敗作”の烙印を押される作品も少なくない。しかしマーベルは数多くの作品を発表しながら、批評面も興行面でも常に一定のクオリティーを保っている。これは、マーベルコミックに対する膨大な知識を持つファイギが、監督の人選など、常に製作面で手綱を握っていることが理由なのは間違いない。

 だがファイギ自身は、コミック映画が失敗する理由について「実にシンプル。何より映画自体がつまらなかった、ということにつきます」と断言。再現度や原作に忠実であることは大事だが、原作ファンもそれ以外の観客も楽しめるクオリティーの高い作品を作るのが大前提だという。「それに新鮮さも大事です。さすがに『アイアンマン』だってパート10も作ったら、皆にあきられてしまう。だからこそ、ドクター・ストレンジを登場させたりして新鮮さを保っている。今は、各社がコミックをベースにした映画を作っていますが、うちが成功している理由はそこにあると考えています」。

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 その『ドクター・ストレンジ』は、両腕を事故で潰された天才外科医が、厳しい修行の果てに魔術を駆使するヒーローになる姿を描いた作品。“魔法”という、超自然的な力を操るキャラクターだが、ファイギは「訓練を積んで精神を鍛えれば、誰でも魔術を習得することができると考えたら、クモにかまれて超人的パワーを身につけるとか、ガンマ線を浴びて巨大化するとか、自力でパワードスーツを開発するほどの頭脳を持っているような人物よりも、はるかに共感しやすいヒーローだと思います」と自信の表情。

 「スタジオを立ち上げて以来、何十年も『続くわけがない』と言われ続けてきました。でも新しい要素を取り入れ、驚きを与える映画を作り続ければ、絶対にみんなが観続けてくれると思っていた。今となってはコミックファンも、マーベル・スタジオというブランドを絶対的に信用してくれている。その信頼を失わないように、今後も良い映画を作っていきます」と笑みを浮かべた。(編集部・入倉功一)

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