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スピルバーグが語る、混乱する世界におけるファンタジー映画の意味「希望は全て」

第69回カンヌ国際映画祭

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こんな世界だからこそ! - スティーヴン・スピルバーグ監督
こんな世界だからこそ! - スティーヴン・スピルバーグ監督 - Pascal Le Segretain / Getty Images

 現地時間14日、スティーヴン・スピルバーグ監督が第69回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に出品されている映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』の会見に出席し、久々に手掛けることになったファンタジー映画への思いを明かした。

【画像】スピルバーグも目を細めたキュートな子役

 『チャーリーとチョコレート工場』の原作者としても知られるロアルド・ダールの児童文学「オ・ヤサシ巨人BFG」を映画化した本作。ロンドンの児童養護施設で暮らす少女(新鋭ルビー・バーンヒル)が巨人の国に連れていかれ、やさしい巨人(マーク・ライランス)と心を通わせていくさまを描くマジカルな作品だ。

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 久々のファンタジー映画ということで、貧困や難民問題など混乱する世界において今でも“マジック”を信じているのかと問われたスピルバーグ監督は「われわれはマジック(奇跡)を信じなくてはいけない。世界の状況が悪くなればなるほど、よりマジックを信じなくてはいけなくなる」ときっぱり。

 「なぜならマジックは、人々に希望を与えるから。希望は人々を積極的にする。いまだかつてなく関心を注ぐ必要がある世界で、積極的になれる。希望はマジックから生まれ、わたしはそれこそ映画が人々に与えられるものだと思う。映画は人々に希望を与え、それは明日を戦う理由になる。わたしにとって希望は全てだ」と一息に熱く語った。

 ファンタジー映画の金字塔『E.T.』もかつてカンヌ映画祭でお披露目したスピルバーグ監督は「近年は歴史物が続いたが、再び好きなことに立ち返ったという感じ。若いフィルムメイカーに戻ったみたいだ」とにっこり。『ブリッジ・オブ・スパイ』に続いてのタッグとなったマーク・ライランスら俳優陣を前に「キャスティングするのが好きなんだ。キャスティングは監督ができることで最も重要なことの一つ。実際、現場で演出することよりも重要だ。ふさわしい俳優をキャスティングすることが僕を助けてくれるんだ」と彼らの力量をたたえていた。(編集部・市川遥)

第69回カンヌ国際映画祭は現地時間5月22日まで開催
映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』は9月17日より日本公開

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