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映画館でしか味わえない!日本初の4DX専用映画に韓国人スタッフが詰め込んだ思い

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4DXにかける熱意を語ったチェ・ヨンスン
4DXにかける熱意を語ったチェ・ヨンスン - (C)2016vauxhallrideshow

 4DXを開発した韓国の CJ 4DPLEX 4DX i-Studio のクリエイティブ・ディレクター、チェ・ヨンスンがインタビューに応じ、白石晃士が監督した日本初の4DX専用映画『ボクソール★ライドショー~恐怖の廃校脱出!~』の4DX化や、これまで4DX化を手がけてきた作品、これからの映画業界で4DXが担う役割などを語った。

映画『ボクソール★ライドショー~恐怖の廃校脱出!~』予告編

 3Dを超える新たな体感型映画鑑賞システム“4D”は、3D映像で映し出される映画のシーンに合わせ、客席が前後・左右・上下に動き、風・香り・バブル・煙・振動などの特殊効果が連動するという、昨今、注目を浴びている観賞システムだ。日本国内には4DXの他にMX4Dがあるが、MX4DはアメリカMediaMation社が開発し、4DXは前述の通り、韓国の CJ 4DPLEX 4DX i-Studio 社製である。

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 同社に2014年に入社したチェはこれまで、『インターステラー』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などの長編映画の4DX化を次々と行い、手がけた長編映画作品は2年間で150本。CMや予告編なども含めると300本もの4DXコンテンツを制作しており、4DXの第一線をいくクリエイティブ・ディレクターである。

画像テキスト
主観映像で恐怖が迫る(C)2016vauxhallrideshow

 そんなチェは4DX化を担当した『ボクソール★ライドショー~恐怖の廃校脱出!~』について、「(4DX専用映画という)新しいチャレンジは、いつも嬉しいものです」と興奮気味に語る。POV(主観ショット)スタイルの映像で、「一般的なホラー映画とは違う、独特の企画だった」と評す本作は同社の韓国人スタッフの間でも話題になり、『もっと頑張る!』という意志をスタッフに与えた作品だという。

 映画『ニード・フォー・スピード』の4DX化の際には、「カーレースに登場する車の違いを(4DXで)説明してほしい」という製作陣に、一つ一つの車のエンジン音や動きの特性を勉強して要望に応えたというチェ。彼の情熱を支えるのは、映画館に足を運ばなくても映像を楽しめる時代だからこそ、「4DXを将来の映画業界を牽引するリーダーにしたい」という思いだ。熱い思いを持ったチェは、映画館の、4DXだからこそ味わえる魅力を、『ボクソール★ライドショー~恐怖の廃校脱出!~』にふんだんに詰め込んでいる。(編集部・海江田宗)

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