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野村萬斎、現代劇に初挑戦 宮迫博之とコンビ役で共演

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コンビ役で共演する宮迫博之と野村萬斎
コンビ役で共演する宮迫博之と野村萬斎

 狂言師の野村萬斎が、来年公開の映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』で、現代劇に初挑戦することが明らかになった。野村が演じるのは、残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情など)を読み取ることができる特殊能力を持ち、かつてその力を使い、「マイティーズ」というお笑いコンビとして日本中を沸かせた男。その相棒で元相方には、雨上がり決死隊宮迫博之がふんする。

 ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズなどを手掛ける人気脚本家・古沢良太がオリジナル脚本を書き下ろし、映画『DEATH NOTE デスノート』シリーズの金子修介監督がメガホンを取る本作。能力の代償に精神をすり減らし、コンビも解散、以来、マンションの管理人として人目を避けた生活を送っていた主人公・仙石和彦(野村)は、ひょんなことからかつての相方・マイティ丸山(宮迫)と10年ぶりに再会。誰もが予想だにしない事件の扉を開くことになる……。

 これまでも『陰陽師』『のぼうの城』など大ヒット作で主演を務めてきた野村だが、現代劇はこれが初めて。「僕は狂言師なので、どうしても腹から声を出してしまいます。今回は現代劇ですし、そんなに大きな声を出さないでと監督に言われていますので、なるべく自然に喋ることを心がけています」と役づくりを明かし、宮迫とのコンビ役に「僕も漫才師になったような不思議な気分です」と笑った。

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 一方、マイティーズ解散後もピン芸人を続けるも、鳴かず飛ばずの丸山を演じる宮迫は「本来、映像のお仕事に限らず、ある程度の緊張を持って仕事に臨むんですけど、今回は芸人ということもあって今の所、ほぼフラットです(笑)」と余裕ありげ。初共演の野村とも「とにかく初対面の感じがしなかった。不思議と、何の違和感もなくリズムよくできたんです」と息ピッタリのようだ。

 映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』は2016年ゴールデンウイークに全国公開。金子監督も「まだ撮影は途中ですけど、萬斎さんと宮迫さんの二人の掛け合いは、昔からコンビをやってるんじゃないかと観ている人には思えるでしょう」と太鼓判を押している。(編集部・中山雄一朗)

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