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ディカプリオ、すし食べすぎて嘔吐!? スコセッシ監督が明かす撮影秘話

第86回アカデミー賞

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ディカプリオとスコセッシ監督
ディカプリオとスコセッシ監督 - Jim Spellman / WireImage / Getty Images

 本年度アカデミー賞5部門にノミネートされている映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシ監督が、人気トークショー番組「Conan」にゲスト出演し、主演のレオナルド・ディカプリオとすしにまつわる撮影ウラ話で会場を沸かせた。

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 映画の中でレオ演じるジョーダンジョナ・ヒル演じるドニーがすしを食べるシーンがあるのだが、「本来だったらレオがジョナに『この最後のハマチ食べる?』と聞いて、ジョナがそのままそれを食べるというシーンだったんだよ。でも、ジョナが最初のテイクで、すしを食べずにレオに『食べていいよ』と言うふうに変えちゃったんだよ。でも、それが良かったんでそのままで使おうということになったんだけど……」とスコセッシ監督。

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 すると演技熱心で知られるレオは、スコセッシ監督の「まだ何テイクもあるから、すし飯だけ食べればいいよ」というアドバイスにもかかわらず、毎回テイクごとにハマチを食べ続けたのである。

 「レオがすしを食べ始めたときは、まだそのシーンの撮影が始まったばかりで、あと数時間は撮り続ける予定だったから、前もって注意したんだけど。レオは熱心でテイク2でも3でもずっと食べ続けたんだ。テイク8だか9まで来たときは、現場が病院状態になっていたよ。レオは四つんばいになって吐いているし、医療スタッフまで来るわ、スタッフまで吐きそうな顔色になっているわで……」と苦笑しながら語る監督に観客は大爆笑。

 ちなみにその撮影日はクリスマス休暇に入る前日。仕事が終わった後、みんなでメリークリスマスの抱擁やキスをするというのが習わしだったといい、「いや~、ベチャベチャになったレオにハグとキスをするのは、かなり厳しかったねえ」と笑うスコセッシ監督。当人のレオにとっては笑い事ではなかっただろうが、番組を見にきていた観客はこの撮影秘話を最高に楽しんでいたようだ。(文・ロス取材:明美・トスト / Akemi Tosto)

第86回アカデミー賞授賞式は、3月3日(月)午前9時よりWOWOWプライムにて生中継(夜9時よりリピート放送)

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