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マイク・タイソンのボディーガードは1日8万円!『グリーンマイル』のマイケル・クラーク・ダンカン

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マイケル・クラーク・ダンカン
マイケル・クラーク・ダンカン - Photo:Nobuhiro Hosoki

 映画『グリーンマイル』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされて一躍ブレイクしたマイケル・クラーク・ダンカンが、新作映画『The Slammin' Salmon』(原題)について語ってくれた。本作は、借金返済をヤクザに迫られたボクシング元ヘビー級チャンピオンのレストラン経営者(マイケル)のピンチを描いたコメディー作品。

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 本作でマイケルは、コメディー・グループのブロークン・リザードと組んで、映画を製作した。「トム・ハンクスのような一流の俳優たちと共演してきたオレにしてみれば、大学を卒業してから掃きだめにいたような連中と仕事をするのは大変だったよ(笑)! とにかくセットでは毎日ジョークの連続だったね!」と楽しげに振り返る。

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 元ヘビー級チャンピオンのレストラン経営者を熱演しているマイケル。彼は以前にマイク・タイソンのボディーガードをしていた過去を持つ。「1日8万円くらいでタイソンのボディーガードとして雇われたことがあったよ。それも彼がクラブで遊ぶためだけにね(笑)。タイソンは強いからボディーガードなんて必要ないと思ったんだけど、タイソンにわざとケンカを売って殴らせて、後で損害賠償を請求しようと考えているバカな連中がたくさんいたんだ。1日の金額としてみると高いかもしれないけれど、仕事内容はとてもハードだったよ」と教えてくれた。ちなみにタイソンとは今でも友達だという。

 かなり体格のいいマイケルだが、その体の鍛え方は意外な方法だ。「体を鍛えるために今でもやっているのはバレエだね。バレエ・ダンサーの足っていうのは相当鍛えられていて、強いんだよ。ちなみにボクシング経験はゼロさ!」とのこと。その屈強な見た目とは裏腹に、インタビュー中はジョークを飛ばし、大きな笑顔を浮かべていたマイケル。『グリーンマイル』で演じたジョン・コフィーのような優しい人物だった。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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