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スーパー戦隊&仮面ライダー制覇に驚きと感謝:工藤遥

シネマトゥデイ特撮部

工藤遥『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』(7月28日全国公開)

特撮作品で活躍する魅力あふれる女性キャストを紹介する「シネマトゥデイ特撮部」。今回は、「仮面ライダーギーツ」の劇場版となる映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』で未来人である敵・メロを演じる工藤遥(くどう・はるか)さんを徹底解剖しました。

【PROFILE プロフィール】

profile

生年月日:1999年10月27日
出身地:埼玉県
身長:162cm
血液型:A型
趣味/特技:カメラ/水泳、トランペット
芸歴:2018年から2019年にかけて放送されたスーパー戦隊シリーズ第42作「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」に、ルパンイエロー/早見初美花役でレギュラー出演を果たす。近作は映画『逃げきれた夢』『君は放課後インソムニア』やドラマ「なれの果ての僕ら」「around1/4 アラウンドクォーター」に出演している。

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【INTERVIEW 作品について】

工藤遥

Q:特撮作品の思い出を教えてください。

幼稚園のころですが、「特捜戦隊デカレンジャー」のデカブルーが初恋の相手です(笑)。最初に観たのは「爆竜戦隊アバレンジャー」で、こちらでもアバレブルーが好きでした。熱血でパワフルなレッドに対して、ちょっとクールで冷静沈着なブルーがカッコいいと、子供ながらにあこがれていました。

Q:東映特撮作品には、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(以下「ルパパト」)以来の出演となります。最初に本作の話をお聞きになった感想は?

「どの役で出ますか?」でした。「早見初美花が仮面ライダーに登場する?」「そんなイレギュラーなことが起きるの?」とパニックになりました(笑)。でも、まったく新しい役だとうかがって、こういう形でどちらのシリーズにも参加させていただけるなんてありがたいなと思いました。感謝の気持ちでいっぱいです。

Q:台本を読んだ感想は?

すごく勝手なイメージで「仮面ライダーはシリアスで難しい」と思っていたのですが、想像よりもずっとポップで親しみやすくて、親子で笑えるお話でした。わたしが演じるメロも、敵ではありますが、かわいがってもらえたらいいなと思います。

工藤遥

Q:メロはどういうキャラクターですか?

彼女の言動だけを追っていると、かなり危ういことを言っていたりするのですが、本人がそれを悪いことだと思っていない。だからこそ狂気的に見えるところが、面白いと思いました。呼吸するように、軽やかにとんでもないことを言っています(笑)。

Q:本作のメガホンを取った中澤祥次郎監督は、「ルパパト」でもご一緒されていましたが、監督とは役についてどんなお話をされましたか?

「無邪気で可愛らしい敵」という、いまのわたしには少し意外な役だったのですが、中澤監督が「工藤なら演じられる」とお声がけくださったんだと感じて、うれしかったです。自由度の高いキャラクターで、アドリブや遊びもたくさん入れましたが、「もっとやっていいよ」っておっしゃってくださって(笑)。細かく打ち合わせしなくても監督の求めるものが何となくつかめる感じで、1年間ご一緒した絆を感じました。

工藤遥

Q:相方のメラを演じた長田庄平チョコレートプラネット)さんはどんな方でした?

とても器用で職人気質な御方で、対応力やスピード感がものすごいんです。コントのネタもご自身で考えられるということは、0から1を生み出せる方。1から100を作る俳優のお仕事と「両方できるんだ!」と羨ましかったです。置いていかれないよう必死でがんばって、とても勉強になりました。

Q:「ギーツ」に推しキャラはいますか?

仮面ライダーパンクジャックです。ハロウィンの季節感全開なところが愛おしくてたまりません。「ルパパト」でもいまだにみなさんが話題にしてくださるノリのいい楽しい回がありますが、それは特撮ならではの面白要素ですよね(笑)。大好きです!

Q:「ギーツ」の俳優陣の印象は?

シャープでスタイリッシュなイメージでしたが、実際に会ったらみんな等身大の可愛らしい方たちで、和気あいあいとしていました。わたしは23歳で若いほうだと思っていましたが、みんなもっとお若いので(笑)、弟たちがいっぱいできた気持ちになりました。

Q:映画の魅力を教えてください。

4人の浮世英寿(簡秀吉)が登場して、彼の良さが目いっぱい楽しめると思います。「ギーツ」のみんなにとっては、1年間の集大成を飾る映画になるので、愛してくださったファンのみなさんへ、感謝と勇姿を届けてほしいと思います。そういう作品に参加させていただけて光栄です。

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【PRIVATE 素顔に迫る一問一答】

工藤遥

Q:長所と短所はどこですか?

長所は誰とでも仲良くなるところで、短所はおしゃべりでうるさいところです(笑)。そのおかげで仲良くなれるのですが、それにしてもしゃべりすぎだと自覚しています。

Q:チャームポイントはどこですか?

一発で覚えていただけるこの声です。

Q:いま、ハマっているものは何ですか?

3年くらい続けているアコースティックギターと、料理です。料理は、忙しくなるとロケ弁が多くなるので、なるべく自炊しようと思ってはじめたのですが、お酒を飲むようになってからはおつまみ系が増えています。

工藤遥

Q:美容のためにしていることは?

半身浴や岩盤浴は好きですが、美容というよりはリラックス効果のほうが高いかもしれません。ストレスを溜めないことが一番です。食べることや飲むことも我慢はしません。翌日がオフの時は、何時だろうとカップラーメンやスナック菓子を食べちゃいます(笑)。

Q:好きな映画やドラマは?

好きというより、人生を大きく変えてくれた映画が、スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』です。女優になりたいと思っていた中学3年生のころ、当時のマネージャーさんがなぜか薦めてくれたんです。10代の女子にはかなりハードな内容でしたが(笑)、自分がいかに守られた世界で生きてきたか、人に恵まれて大切にされてきたのかを痛感して、広い世界が知りたい感覚に陥りました。

工藤遥

Q:女優になりたいと思ったきっかけは?

もともとお芝居が好きだったので、セカンドキャリアは女優をめざしたいと思っていました。ある女性脚本家さんとの約束が、いまの自分を突き動かしている原動力です。わたしの初舞台と初主演の舞台を書いてくださった方なのですが、「あなたの映像作品の脚本を書きたい」とおっしゃってくださって。それが後押しとなって、事務所に「女優になりたい」と伝えました。「お互いに大きくなって仕事の現場で会うまで、一緒に飲みに行ったりしない」と男の友情みたいな約束をしています。

Q:今後はどんな活動をしていきたいですか?

キラキラした可愛い主人公を演じたい気持ちはありますが、自分がそのタイプではないのも、自分で一番わかっているので……(笑)。せっかく特徴ある声に生まれたからには、それを生かしたい。少し変わった役も面白いと思います。今回担当したメロはまさにそれで、演じることができて嬉しかったです。こんなにキャッチーな役は、特撮の世界観と設定ならではだと感じています。もちろん、可愛らしい主人公も演じたいです(笑)! とにかく「お芝居が好き」という気持ちがあるので、どこまででもがんばれる。「この人が出るから観る」と言われるような役者になりたいです。

(取材・文:早川あゆみ 写真:高野広美)

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【MOVIE INFO インフォメーション】

映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』

 現在放送中の特撮ドラマ「仮面ライダーギーツ」の劇場版。主人公・浮世英寿たちが、4つに分裂した世界を舞台に、未来人のメラとメロが仕掛ける「世界滅亡ゲーム」に挑む。脚本は高橋悠也、監督は中澤祥次郎が担当した。

映画『仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐』は7月28日全国公開

映画「ギーツ・キングオージャー」製作委員会 (c) 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (c) テレビ朝日・東映AG・東映

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