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『ダニエラという女』モニカ・ベルッチ

今週のクローズアップ

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今週のクローズアップ モニカ・ベルッチ

 週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は、12月9日公開の『ダニエラという女』でヒロインを演じたモニカ・ベルッチをクローズアップします。“イタリアの宝石”と称されるその美ぼうは、世の中の美女たちが束になってもかなわないほどぶっちぎりで世界最強! そんな美女中の美女として知られるモニカは、スクリーンの中でその完璧な容姿やグラマラスな肉体を惜しげもなくさらしています。そんなモニカが演じたキャラクターをお手本に、モニカに負けない美女になる方法を探ります!
『マレーナ』:少年の本能を目覚めさせる大人の色気

 出世作として知られる本作で、モニカは主人公の少年が一目ぼれする人妻役を演じました。人妻というだけですでにエロスを感じますが、モニカの全身からから漂う大人の色気は、12歳の少年に“男の本能”を目覚めさせてしまうほど強烈でした。当時30代前半だったモニカはまさに女盛り! ウブな少年の妄想をかきたてるくらいお手のもの。ちょっと伏し目がちに歩きながら、一瞬「チラっ」と視線を合わせ、すぐまた視線を落とす。それだけで少年のハートをがっちり射止め、文字通り“男”にしてしまったのです。


 この間、モニカはパンチラや胸チラなど、露骨なアピールは一切していません。ただ視線を交わすだけでやってのけたんです。大人の女のチラリズムは、意味ありげな視線がポイントです。

 
子どもなんて余裕よ。
Steve Granitz/WireImage.com/MediaVast Japan
『ミッション・クレオパトラ』:高飛車な態度に男はひれ伏すのみ!

 クレオパトラといえば絶世の美女として歴史にその名を刻まれた有名な美女。かつて世界で最も美しい女性といわれた、エリザベス・テイラーが『クレオパトラ』で演じたこともあるだけに、クレオパトラ役は、当代きっての美女しか演じることが許されません。そして、モニカは誰もが見とれるほど完璧なボディをエジプト風のコスチュームに包み、最高に高飛車で傲慢なクレオパトラを見事に演じきりました。「おだまり! 言う通りにおし!!」と怒鳴り散らす姿に、男たちは圧倒されて「はい、はい、はい」とひれ伏すのみ。


 男たちが自分の足元にひれ伏せてこそ、真の美女。高飛車な態度で怒鳴り散らしたときに、男たちが大人しく言うことを聞いてくれたら、それはあなたがクレオパトラ並みの美女だという証しなのかもしれません。

 
やる気~?
George Pimentel/WireImage.com/MediaVast Japan
『アレックス』:カレの前では恥らう乙女

 モニカが夫のヴァンサン・カッセルと共演した衝撃作『アレックス』。本作の見どころは、「なにもそこまで……」と目を覆いたくなるような過激なレイプシーンや「そんなエロいかっこうして歩いちゃいけませんよ」的なワンピース姿ではありません。モニカとヴァンサンがオールヌードで挑んだベッドシーンが見もの! といっても、濃ゆい2人のエロティックなシーンというわけではなく、ただラブラブな2人がベッドでいちゃいちゃしているのをそのまま撮影しているだけ。その何気なさがリアルで「実際の2人もこんな感じなの?」と妙な想像をしてしまうほどです。


 このときのモニカが見せた美女の秘儀……、それは“ツンデレ”の術。外ではツンツンしがちで「わたし美人でしょ」オーラをムンムンに出していたのに、カレと2人っきりになったら「えー、やめてよ、恥ずかしいわ」と急にしおらしくなってしまいます。この“ツンデレ”具合がたまらない!

ゴロにゃん。
Franck Danielson/WireImage.com/MediaVast Japan
『ダニエラという女』:美女たるもの真の男を見極めよ!

 2004年に前出の夫ヴァンサンとの間に長女デーヴァちゃんをもうけたモニカは、『ダニエラという女』で女優復帰を果たしました。本作では今まで以上に大胆なシーンが多く、もちろんヌードもバンバン披露しています。元々89-61-89というパーフェクトなスリーサイズを誇っていたモニカですが、撮影当時は生後5か月の愛娘に授乳中ということで、その胸はいつにも増して巨大です。


 本作の美女ポイントはというと、男性の選び方。美女たるもの、真の男性を見極めることができないと本物とはいえません。ダニエラの場合、娼婦なのでお金ありきで男性を選んでしまいがち。しかしあるとき、究極の選択を迫られます。ひとりはお金持ちで、激しい愛を与えてくれる腐れ縁の男。もうひとりはあまりお金はないけど一途な愛を与えてくれるやさしい男。さあ、真の美女はどちらの男性を選ぶのでしょうか? 答えは劇場でチェックしてください!

はーい、デカパイでーす。
George Pimentel/WireImage.com/MediaVast Japan
文・構成:シネマトゥデイ編集部

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