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シュレック記者会見

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全米ではオープニング興行成績が5日間で139億円! 現在も次々と記録を塗り替えて大ヒット中の『シュレック2』。日本公開の7月24日に先駆けて、「長ぐつをはいた猫」役のアントニオ・バンデラスが2度目の来日を果した。1か月前に来日したばかりのジェフリー・カッツェンバーグとシュレック人形を連れて現れたアントニオは、会見中、自らのキャラクターを身振り手振りでマネてみせたり、シュレックとじゃれあったりするなどご機嫌の様子。作品はシリーズ化され、『シュレック3、4』と続くので、はまり役となった「長ぐつをはいた猫」の続投が期待される。

■歴代興行成績トップ3にあと1歩!

ジェフリー・カッツェンバーグ(以下J):『シュレック2』はカンヌ国際映画祭のコンペティション部門で、1作目に引き続き2作目も上映されるというのは前代未聞のことなんだ。上映後は10分間のスタンディング・オーベーションが起こり、一生忘れられない感動を味わったよ。全米で公開したときも記録的な大ヒットになった。1日の売上が歴代1位、公開18日目にして3億ドルを突破したのは、『スパイダーマン』の記録を抜いての快挙なんだ。そしてつい先日『ファインディング・ニモ』を抜いてアニメ部門歴代1位の座に輝くことができた。このままヒットすれば4億ドルを超え、『E.T』や『スパイダーマン』といった歴代興行成績トップ3の仲間入りすることになるんじゃないかな。つまり僕が言いたいのは、とっても幸せだってことさ(笑)。ここでシュレックの新しいファミリーを紹介したい。アントニオ・バンデラスは才能あふれる俳優であるとともに、素晴らしい人間性も兼ね備えたとてもユニークな人だよ。

アントニオ・バンデラス(以下A):「アナタノ タメニ ベイビー」(日本語で)。俳優としてこのようなアニメの仕事に恵まれるなんて夢のようだ。この仕事は多くのテクノロジーと関わりながら、オープンな雰囲気の中作りあげることができた。僕はこれまでどちらかというと犬派だったんだけど、これからは猫派の人間として生きていくよ(笑)。

■『シュレック』の名前を聞いただけで、即「YES」だね。

Q:初めてこの役の話しがきたときどう思いましたか?
A:僕は1作目の熱狂的なファンだったから、出演を決めるのは簡単なことだったよ。自分がどんな役かもわからない段階で、即「YES」と答えたよ(笑)。
J:実際彼に電話したときの状況を説明すると、「こんにちはアントニオ、ジェフリーだけど『シュレック……』」、まだ言い終わらない間に彼は「YES」と言ったんだ(笑)。その後作品の説明している間中もずっと「YES」を繰り返していたね。

Q:声優の体験が今後の俳優業に役立つと思いますか?
A:今回初めて声優の仕事をしたんだけど、あまり自意識を持たなくていいからやりやすかった。自分を捨てて、思いっきり役になりきることを学んだので、今後のキャリアに役立つと思うよ。

Q:あなたのキャリアでアニメのキャラが最も有名になってしまわないか心配ではないですか?
A:僕には30年のキャリアがあるけど、タイプキャストに対する恐れはないね。さっきも言ったけど、僕はこの猫が大好きになったから一生縁を切ることはないよ。
J:ドンキーよりいいよね(笑)。
A:その通りだね!(笑)

■セクシーといえばアントニオしかいない!

Q:アントニオ・バンデラスを起用した理由は?
J:この役はカッコよくて、存在感があって、剣の達人で何よりセクシーな猫なんだ。それを監督から聞いたとき、アントニオしかいないと思ったんだ。いつも感じることなんだけど、声優という仕事はキャラクターに命を吹き込むわけで、無くてはならない仕事だ。だからもっと見直されるべきだよね。

Q:アントニオに求めたものは何でしょうか。
J:これは彼に限らず、全ての声優に言ったことなんだけど、「できるだけ自由に想像力を使って、どんなことでも挑戦してみて」と言ったんだ。それが豊かな作品に仕上がったんだと思うな。

Q:あの猫にはモデルがいるのですか?
J:監督のアンドリュー・アダムソンが飼っている、毛並みが縞模様の猫がモデルなんだ。

■飼っている猫に問いかけてみたんだ……

Q:猫のリサーチはどのようにされたのですか
A:家で猫を2匹飼っているから、「猫ってどうゆう気持ち?」と聞いてみたけど、「ミャオ」としか答えてくれなかったね(笑)。でもこれは本当の話なんだけど、僕の義理の母ティッピー・ヘドレンがロサンゼルスで120頭あまりの虎を飼っているので、そこでもリサーチしたよ。素晴らしい体験だった。

Q:猫になりきるというのはどのような気持ちだったのでしょうか。
A:猫の気持ちねぇ……。まず猫の声をどうするか考えたんだ。見た目通りのか細いかわいい声か、意外にも男らしい声なのか。僕は後者を選び、それにスペインなまりのロバート・ミッチャムの風味を付け加えたんだ。この外見と声の矛盾が、いたずら好きだけど可愛らしい性格とぴったり合って、素晴らしい効果を生み出したと思う。 (アントニオもお気に入りの愛くるしい哀願ポーズをしてみせると、会場から大きな歓声があがった)
J:剣より強いセクシーな色目だね(笑)。

■日本語吹替え版にも興味深々

Q:キザなセリフが多かったのですがアドリブなどはありましたか?
A:僕のセリフは脚本に沿ったもので、即興は少しだけさ。この作品はチームワークの賜物なんだ。まずニューヨークで何通りかの録音をしたものをロサンゼルスに持っていって、良い物を選ぶという感じにね。
J:彼は謙虚な人間だからあまり言っていないみたいだけど、彼のアドリブによって助けられた部分がかなりあるよ。「長ぐつをはいた猫」は彼なしには作れなかったキャラクターと言えるね。特に劇中の「For You Baby I Could Be(俺でよければお相手するぜ)」は、完璧に自分の物にしていたと思うよ。それは日本の俳優も同じで、コピーではなく全くオリジナルなものになるよう心がけたんだ。
A:僕が歌った歌の日本語版も聞いてみたいね。

Q:一番苦労したシーンと印象に残っているシーンは?
A:その2つは見方が違うだけで、結局同じものなんだ。まず1人で声の演技をするわけだから、相手とのリズムや感情のやり取りができなかった点は難しかった。でも一方で、マイク・マイヤーズやエディ・マーフィといった天才的なコメディーセンスを持った俳優とやり合わずに済んで良かったよ。彼らにはとても太刀打ちできないからね(笑)。

Q:最後に、カッツェンバーグさんは声の出演はされていないのですか?
J:もちろんしていないよ。僕は楽しくもないし、セクシーでもないからね(笑)。

(取材・文:FLiXムービーサイト)
『シュレック2』は7月24日より日劇他にて全国ロードショー


↑抜群のコメディセンスを発揮したバンデラスは、まさにはまり役!


↑ちゃんと猫のぬいぐるみも持ってます。


↑目指せNO.1!


↑シュレックとも仲良し。


↑シュレックの肩に猫を乗せて映画のワンシーンを再現しようとするバンデラス。

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