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「アンメット」三瓶先生役・若葉竜也、2話ラストで自ら提案

2話より若葉竜也演じる三瓶友治
2話より若葉竜也演じる三瓶友治

 杉咲花主演のカンテレ・フジテレビ系ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜よる10時~放送)の変わり者の脳外科医・三瓶友治役で注目を浴びる若葉竜也。22日・第2話の放送を前に、三瓶役へのアプローチや杉咲が「とんでもない瞬間に立ち会ってしまった」という2話のラスト、3話につながるシーンについて語った。

ミヤビと三瓶の関係は?2話場面写真

 本作は、元脳外科医である子鹿ゆずるが原作、大槻閑人が漫画を担当した「モーニング」で連載中の同名漫画を原作に、記憶障害のある脳外科医・ミヤビ(杉咲)が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。初回では事故の後遺症で過去2年間の記憶を失い、日々の記憶も1日でリセットされてしまうミヤビが同じ脳外科医でアメリカ帰りの三瓶と出会い、医師としての自分を少しずつ取り戻していく姿が描かれた。

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 X(旧Twitter)で「#アンメット」が世界トレンド1位を獲得した初回では、若葉が演じた三瓶も大きな反響を呼び「若葉竜也」「三瓶先生」などの関連ワードがトレンド入り。若葉自身も初回について「終わったあとの満足度がすごかった」と言い、「もちろんもっとブラッシュアップ出来るところも見つけたので、そこをもっと研ぎ澄ましたいと思いました。出演者の1人である僕は、当然、脚本の内容を知っているわけですが、映像として見ると、文字で書かれた世界からはみ出していく役者さんの姿とか、濃度の煮詰まり方とかが、本当に素敵でした。撮影監督のアングルの切り方やライティングとかも素敵で…すごく迫力がありました」と振り返る。

 三瓶を演じるにあたり意識したことは「意外とない」というが、「脚本について話し合うことに、一番時間を割いた」とのこと。「脚本を作りながら、みんなで三瓶像を捉えていったという感じですね」とチームで作り上げていったキャラクターであることを強調する。

 SNS上では三瓶の白衣スクラブ姿、佇まいに「かっこいい」と色めき立っていたが、若葉は「なんとも思ってないです(笑)。普段かっこいいと言われることもないので」と謙虚な姿勢だ。

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 第2話では、右脳を損傷したことで重い後遺症が残るサッカー強豪校のエース(島村龍乃介)を前に、ミヤビが自分にしかできない治療を追い求め、わずかな光に向かって懸命に進んでいく患者に寄り添う姿が描かれる。杉咲は本エピソードのラストについて“若葉さんのあのような姿を見たことがなくて、なんて素敵な俳優さんなんだろうと、良いシーンが撮れたことに胸がいっぱいになった”と話していたというが、若葉は本シーンをこう振り返る。

 「杉咲さんがそう思ってくれたならよかったです。2話のラストから3話冒頭のシーンは、プロデューサーと深く話し合ったシーンで、米田(孝)プロデューサーは「そのシーンで、三瓶の“人間”をみたい」とおっしゃっていて。ネタバレになるので詳しく言えませんが「それなら●●してるように見えたらどうですか?」と、僕から一つ提案させてもらいました。そこに向けて台本も含め調整していった感じで、思い入れは強いので、1話を見て面白いと感じた方が、続く2話も見てくれたらいいですね」

 本作に「誰かのお守りみたいになったら」と期待を込める若葉。「僕は、“思い出し笑い”がすごく好きで、今目指しているものは、そういったもののような気がします」と独特の言葉で表現し、「“思い出し笑い”って、そのときは何となく聞いていただけなのに、あとで思い出して笑ってしまうっていう、いわば記憶に焼きついた衝動で、それが好きなんですよね。つまり、『アンメット』もいつか思い出してもらえるような作品になればいいなと。今の世の中、瞬間的におもしろいものはたくさんあるけれど、思い出してもらえるものって、おそらく数はそんなに多くないと思うんです。10年後でも20年後でもいい、何なら『アンメット』っていう作品名を覚えていなくてもいいので、「こんなドラマがあったな」「こんなセリフがあったな」って思い出して、それが誰かのお守りみたいになったら…。そんなドラマになったらいいなと思います」と話している。(編集部・石井百合子)

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