『オッペンハイマー』35mmフィルム＆ドルビーシネマ版公開決定 3月25日に特別先行上映
クリストファー・ノーラン監督最新作『オッペンハイマー』（3月29日全国公開）の35mmフィルム版＆Dolby Cinema（R）版上映が決定した。
本作は、“原爆の父”と呼ばれる天才物理学者ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を、実話に基づいて描くドラマ。本日発表される第96回アカデミー賞では、作品賞を含む最多13部門にノミネートされている。
3月25日（月）にはトリプル“TOKYOプレミア”と題して、IMAX（R）版、35mmフィルム版、Dolby Cinema（R）版の特別先行上映が決定。IMAX（R）版はTOHOシネマズ新宿、35mmフィルム版は109シネマズプレミアム新宿、Dolby Cinema（R）版は新宿バルト9にて19時から上映開始となる。チケット発売は、3月19日（火）0時より各劇場ホームページにてスタートする。
フィルム撮影にこだわり続けるノーラン監督は「私たちは、オリジナル・ネガの粒状感や質感、アナログ的な色彩を35mmに凝縮した非常に効果的な35mm版を制作しました。それは、観客の皆さんに観ていただける素晴らしい上映フォーマットです」と力説。「35mmプリントを上映し、観客にアナログ体験を提供できる場所がまだ世界にあることに、私はとても興奮しています。なぜなら、映像の奥行きや色の表現が重要だからです。それは、観客がもっと没入感のある体験をすることを可能にし、映画の世界にもっと入り込むことができるのです」とコメントしている。（編集部・倉本拓弥）
