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中島健人主演、miletがヒロイン役の恋愛映画製作決定 三木孝浩監督がフランス映画をリメイク

中島健人&milet
中島健人&milet

 中島健人が主演、シンガーソングライターのmilet(みれい)がヒロインを務める劇場公開映画が製作されることが26日、明らかになった。2021年に公開されたフランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(原題:Mon Inconnue)を、現代の日本ならではの舞台、キャラクター設定に一部改変しリメイクするもので、2025年公開予定。タイトルは後日発表される。監督は、『きみの瞳が問いかけている』(2020)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022)など恋愛映画の名手として知られる三木孝浩。なお、miletにとって本作が映画初出演となる。

【画像】フランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』

 本作は、一番大切な人と出逢わなかった“もしもの人生”を描くラブストーリー。大学時代にお互い一目惚れして結婚したリクとミナミ。小説家を目指していたリクはミナミのサポートのかいもあり、ベストセラー作家に。一方、ミナミは歌手の夢がままならず、忙殺されるリクとのすれ違いの生活に孤独を感じていた。そんなある日、リクの心ない一言がきっかけで二人は大げんか。翌朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑う。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌の一編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた。リクは困惑しながらも、人生の全てを取り戻すべく奔走していく。

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 主人公の神林リクを演じるのは、3月31日付で Sexy Zone を卒業することが発表されている中島健人。昨年は主演映画『おまえの罪を自白しろ』が公開され、現在、主演ドラマ「リビングの松永さん」(関西テレビ・フジテレビ)が放送中。2024年に世界同時放送&配信のHuluオリジナルドラマ「Concordia(コンコルディア)」(仮題)で初の海外ドラマ出演を果たし、メインキャストを演じる。本作では三木監督と初タッグを組み、夢を目指していた大学時代から成功・挫折を経て、全てを取り戻そうと奔走する主人公の20歳から30歳までを演じる。

 ヒロインの前園ミナミを演じるのは、テレビアニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」のオープニング&エンディング主題歌での MAN WITH A MISSION とのコラボも話題となったシンガーソングライターのmilet。4年連続でNHK紅白歌合戦に出場し、東京2020オリンピック閉会式でも歌唱。ドラマ「七人の秘書」(2020・第5話)にミュージシャン役で出演し、女優デビュー。スクリーンデビュー作となる本作では、シンガーソングライター活動と、すれ違いの結婚生活に不満を募らせる妻という振れ幅の大きい演技に挑戦する。

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 三木監督は中島、miletとのコラボについて「中島健人くんを俳優として意識し出したのは約10年前。知り合いのスタイリストさんからとってもいい子がいると薦められてからいつか一緒にお仕事したいと思い続けて、今回やっと念願叶ってご一緒することができました。溢れるオーラ以上にその聡明さ、佇まいの美しさにずっと魅了されていました。そしてその相手役となるのがアーティストであり、本格的な演技初挑戦でもあるmiletさん。最初に企画をいただいて、このヒロインを誰が演じられるのだろうと想像した時、ふと思い浮かんだのが miletさんでした。以前ミュージックビデオでご一緒した時にパブリックイメージのミステリアスな雰囲気の裏側にある天性の明るさキュートさに魅せられ、もし milet さんがお芝居をしたらどうなるんだろう?と興味を持ったことがきっかけでした。本人にとっても予想外のオファーだったと思いますが、新しい挑戦にものすごく前向きに飛び込んできてくれました。ちょっとコミカルで心温まるファンタジーラブストーリー。二人がこの物語の中でどんなアンサンブルを見せてくれるのか。今から現場が楽しみで仕方がありません」とコメントを寄せている。

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 中島、milet、プロデューサー・松下剛のコメントは下記の通り。(編集部・石井百合子)

中島健人(神林リク役)

 「誰もが大共感できる最高の恋愛映画」に出逢えた気がします。ずっと憧れだった三木監督のもと、神様のいたずらのような恋物語を描けることが夢のようです。これまで監督が描かれた作品に、僕の大好きな作品が多く、今回、三木組に参加させていただけることは、これまでの自分の想いが報われる気持ちと共に心から光栄だと感じております。20代最後にこの脚本を読み、30代最初にこの作品の主人公を演じさせていただきます。移りゆく時の流れを美しく過ごす、2人の登場人物に共感をしながら、脚本を読んで何度も笑って泣きました。物語と楽曲のクロスオーバーの中で奏でられる、今回初共演のmiletさんの歌声もとても楽しみです。誰かがいてこその自分。そして、普段気づけない「日常の愛おしさ」を気づかせてくれる美しく、勇気をもらえるこのラブストーリーを全力で届けたいです。

milet(前園ミナミ役)

 前園ミナミを演じます、miletです。三木監督からこの作品のお話をいただいたとき、今まで映画の歌を歌うことはあっても出演する側になるなんて想像もしていなかったので、ただただ驚きました。私が演じさせていただく前園ミナミは、ひとつの世界では歌手になる夢を追いかけ、もうひとつの世界ではシンガーソングライターとして活躍する女性です。そのどちらのキャラクターにも親近感が湧き、彼女の夢や現実に対して抱く葛藤に私自身の心が重なる部分もあり、一気にこの作品に引き込まれていきました。初めての映画でのお芝居は不安もありますが、演技のご指導も受けながら、主演の中島健人さんをはじめ 、キャストのみなさん、スタッフのみなさんの力をお借りしながらまっすぐ挑戦していきたいです。私だから表現できるミナミと向き合いながらこの作品の中で生きてみたいと思います。

プロデューサー・松下剛

 『きみの瞳が問いかけている』をご一緒した三木監督とプロデューサーチームで 、新たなラブストーリーの題材を探していた中で見つかったのがこの物語でした。運命的に出会い、共に時を過ごした2人がその10年後、世界が変わって全く出逢っていなかったことになってしまった時に、その恋とそれまでの人生をどのように取り戻そうとするのか、時にコミカルに、時に人生を諭すように展開される物語に魅了されました。中島健人さんは、美しい容姿やジェントルな態度など、アイドルとしての完成度が極めて高いパブリックイメージがありますが、個人的には、さまざまな映画やドラマのお芝居で見せてくれる「苛ついた時の顔」が何より魅力的な俳優さんだなという印象でした。本作の主人公は、人生をかけて手に入れた成功と、運命の相手を同時に失ったところからもがく男です。その原動力は最初は怒りに違いありません。その怒りの表情が、最終的にどんな感情に変化していくのか今から楽しみです。milet さんには以前『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』の主題歌をお願いしたことがあり、メディアでお見かけする多国籍でミステリアスな雰囲気に違わぬトリッキーでパワフルな楽曲をご提供いただいたのですが、一番印象に残ったのは、その後舞台挨拶にご登壇いただいた際の、ご本人が持つ柔らかくて朗らかでポジティブな佇まいでした。この両極端のイメージをご自身の中で併せ持っている milet さんにしか、本作のヒロイン、市井の人とカリスマティックなシンガーソングライターの両方を同じ作品の中で演じることができる人はいない! と、今から確信しています。

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