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「光る君へ」はんにゃ金田“F4”斉信は「イケイケで思春期丸出し」

第7回「おかしきことこそ」より金田演じる藤原斉信
第7回「おかしきことこそ」より金田演じる藤原斉信 - (C)NHK

 吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)で藤原斉信(ふじわらのただのぶ)を演じる金田哲はんにゃ.)が、共に“平安のF4”として親しまれる藤原道長(柄本佑)、藤原公任(町田啓太)、藤原行成(渡辺大知)の印象を、公式サイトのキャストインタビュー動画「君かたり」内で語った。

【画像】道長、公任、斉信の打毬シーン

 本作が大河ドラマ初出演となる金田が演じる斉信は、道長、公任、行成らと切磋琢磨するエリート。道長、公任とともに青春時代を過ごし、道長の長兄・道隆(井浦新)のもとに仕えるも、道長が出世しはじめると変わり身の早さを見せ、腹心として地位を築いていく……という役どころ。金田は斉信の人物像を「今、まだ途中までしか(脚本を)いただいていないんですけど、まぁ貴公子なのですごく頭はいいんだろうなと思うんですけど、まだ若いので勢いだけの感じのもう…結構思っていたよりもイケイケだし、思春期丸出しだなっていう感じですね。欲望が強いって感じです」と語る。

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 斉信は道長、公任、行成と仲睦まじく見えながら、水面下では野心がギラギラ。重病に倒れた妹のよし子(※「よし」はりっしんべんに氏が正式表記/井上咲楽)にお見舞い“ついで”に、花山天皇(本郷奏多)に自身を取り立ててくれるよう口添えを願ったり、花山天皇の叔父・藤原義懐(高橋光臣)らが道長ら右大臣家の失脚を画策していたときには公任と結託したり、油断のならない男でもある。

 金田は道長・公任・行成について以下のように印象を述べる「公任に嫉妬もあるんですけど憧れもあるなという感じですかね。幼少期から幼なじみでリーダー的存在で、一番のサラブレッドで負けたくないみたいな、憧れのお兄ちゃん的な存在であり、それを越えようとする斉信のかわいらしさみたいなのが今はかなり出ていますね。道長はなんか優しく包み込んでくれているお兄ちゃん的な、だからより公任より距離が近いというか。なんならちょっと道長よりはまだ上だろうみたいにちょっと思ってるくらいの。それを温かく見守ってくれている道長に改めて感謝ですよね。行成は優しい人という感じなのでイケイケの公任、斉信とはちょっと違うテンションかもしれないですけど、一緒にいて僕らの勢いも時には必要かなみたいな感じで思ってくれているのか、でも行成にも助けてもらっている僕らっていう感じですかね」

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 18日放送・第7回では斉信が道長、公任と共に打毬(だきゅう)に参加し、勇姿を見せた。かなりの訓練を積んで撮影に臨んだといい、金田は「とあるドヤ顔も無事に終えたので本当に今ホッとしています」と振り返っている。

 「僕も最初「え、ポロをやるんですか」って。ということは片手運転でしかも駆け足というパカラパカラにまず行くところまで相当時間かかるって聞いて、でも訓練させていただいて、まず駆け足ができるようになる、さらにはスティックを振れるようになる、さらにはそれを追いかけてピンポイントのところで打つとか、さらにそのあとよけたりとか、右曲がったり左曲がったり、並足になったり駆け足になったり早足になったりっていうのが今日本当にうまくできたので。とあるドヤ顔も無事に終えたので本当に今ホッとしています」

 お笑いコンビ・はんにゃ.として活躍する一方で、俳優としても活躍目覚ましい金田。映画『私の優しくない先輩』や『お墓に泊まろう!』(共に2010)、ドラマ「永沢君」(2013・藤木君役)などに出演。近年は映画『燃えよ剣』(2020)や『ヘルドッグス』(2022)などの原田眞人監督作品や、ドラマ「チェイサーゲーム」(2022・テレビ東京)などに出演している。(編集部・石井百合子)

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