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A24、プロレス界の伝説・鉄の爪フォン・エリック一家の実話を映画化『アイアンクロー』公開決定

ザック・エフロンがレスラー役でムキムキに! 『アイアンクロー』のハリス・ディキンソン、ザック・エフロン、スタンリー・シモンズ、ジェレミー・アレン・ホワイト
ザック・エフロンがレスラー役でムキムキに! 『アイアンクロー』のハリス・ディキンソン、ザック・エフロン、スタンリー・シモンズ、ジェレミー・アレン・ホワイト - (C) 2023 House Claw Rights LLC; Claw Film LLC; British Broadcasting Corporation. All Rights Reserved.

 “呪われた一家”と呼ばれたプロレスファミリーの実話を基にした、A24が製作する新作映画『アイアンクロー』(原題:THE IRON CLAW)が、2024年4月5日から日本公開されることが決定した。

激変!イメチェンが話題になった時のザック・エフロン【画像】

 アイアンクロー=鉄の爪を得意技に、1960~1970年代に日本でもジャイアント馬場やアントニオ猪木らと激闘を繰り広げたプロレスラー、フリッツ・フォン・エリック。本作は、そんな絶対的な権力者である父の教えに従ってプロレスの道を選び、世界ヘビー級王者になることを宿命づけられた兄弟の実話をベースにした、衝撃のドラマが展開する。

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 プロレスラーのフォン・エリック兄弟としては長男にあたるケビン役でザック・エフロン、次男デビッド役でハリス・ディキンソン、三男ケリー役でジェレミー・アレン・ホワイト、四男マイク役でスタンリー・シモンズが出演。父フリッツを「マインドハンター」などのホルト・マッキャラニー、ケビンの妻パムを『シンデレラ』のリリー・ジェームズ、信心深い母ドリスをモーラ・ティアニーがそれぞれ演じている。

 彼ら兄弟は、父の教えに従い“プロレス界の頂点”を目指すが、デビッドが日本でのプロレスツアー中に急死。ここから次々と悲劇に見舞われ、いつしか“呪われた一家”と呼ばれるようになったフォン・エリック家の真実と、彼らが辿った壮絶な道のりを、ケビンの視点から描く。

 ケビン役のエフロンは、劇中で本物のレスラーと見紛うほどの筋骨隆々な肉体を披露。本作の肉体改造について「今までで最も厳しい挑戦のひとつだった。経験したことのない過酷なトレーニングと食事制限を始めた。ワークアウトから戻って、ワークアウトして、撮影して、またワークアウトみたいな感じだった。辛かったよ、でも結果的にそれはケビンとは何者なのかという深い洞察につながった。彼が自身の運動能力やプロレス、肉体に捧げようとしたものや、完璧を求める姿勢が見えてきたんだ」とコメントしている。

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 米プロレス団体AEWの現役王者であるMJFことマクスウェル・ジェイコブ・フリードマンがエグゼクティブプロデューサーとして参加し、元WWE王者のチャボ・ゲレロ・ジュニアがプロレスシーンのコーディネーターを担当、それぞれレスラー役で劇中にも登場しており、本格的なプロレス描写にも期待の一本だ。

 監督・脚本は、エリザベス・オルセン主演の『マーサ、あるいはマーシー・メイ』やジュード・ロウ主演の『不都合な理想の夫婦』などを手掛けたショーン・ダーキン。自身を「プロレス狂」と呼ぶほどのダーキン監督は、フォン・エリック兄弟に対して並々ならぬ思いがあったと明かし「なぜ、あれほどまでにフォン・エリック兄弟に惹かれたのだろう。彼らは他に類を見ないエンターテイナーで、彼らの華やかなプロレスは観ていて最高に楽しかった。それに、今のプロレスの基盤になったスタイルでもある。しかし、それよりも僕の心を捉えて離さなかったのは、彼ら家族の喪失の物語だったんだ」とコメントしている。(編集部・入倉功一)

映画『アイアンクロー』は2024年4月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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