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『アベンジャーズ』第5弾から監督離脱

『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』タイトルロゴ
『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』タイトルロゴ - (c) 2022 Marvel

 映画『アベンジャーズ』シリーズ第5弾『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題) / Avengers: The Kang Dynasty』から、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットン監督が離脱した。Deadlineなどが報じた。

【画像】日系アメリカ人の母を持つクレットン監督

 クレットン監督が『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』のメガホンを取るとマーベル・スタジオが発表したのは、昨年7月のこと。その後、同作の全米公開日が2025年5月2日から2026年5月1日に延期されたことが、離脱理由の一つとされている。クレットン監督は現在、次回作となるスーパーヒーロー・ワンダーマンを描く実写ドラマシリーズ(※感謝祭後に撮影再開予定)で多忙な上、『シャン・チー』続編も進めている。『アベンジャーズ』から離れることで、マーベルの別の2作に注力する形だ。

 『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』のメインヴィランはタイトル通り、すでにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に登場している征服者カーンになるとされているが、カーン役のジョナサン・メジャースが今年3月に暴行とハラスメントの容疑で逮捕されたことを受けて今後が不透明になっている。メジャースの公判は今月29日にニューヨークで行われる。(編集部・市川遥)

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