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西島秀俊&芦田愛菜、父娘役で初共演 1月期TBS日曜劇場「さよならマエストロ」

日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」で共演する西島秀俊と芦田愛菜
日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」で共演する西島秀俊と芦田愛菜 - (C)TBS

 西島秀俊芦田愛菜が、2024年1月期のTBS系・日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(毎週日曜よる9:00~9:54)で父娘役を務めることが明らかになった。西島の日曜劇場への出演は「流星ワゴン」(2015年)に主演して以来9年ぶり、芦田は放送当時7歳だった「南極大陸」(2011年)以来で、2人は本作が初共演となる。

【動画】芦田愛菜、人生の選択について持論を展開

 西島が演じる本作の主人公・夏目俊平(なつめ・しゅんぺい)は、20代の頃から海外で活動し、数々の有名オーケストラと共演してきた世界的な天才マエストロ(指揮者)。音楽に対して常にアパッシオナート(情熱的)に向き合い、演奏家たちの眠っていた情熱を呼び覚ましてきたが、超マイペースかつ天然な性格で、音楽以外は家事ひとつできない。5年前に起きた、ある事件をきっかけに家族は夏目のもとを去り、彼自身は音楽界から離れていたが、日本のとある地方の楽団の指揮をするために数十年ぶりに帰国する。

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 芦田が演じるのは、そんな夏目の娘・響(ひびき)。市役所に勤務する20歳の女性で、5年前の事件をきっかけに父と決別し、音楽を嫌って生きてきたが、突然の父親の帰国によって、気まずい同居生活を始めることに。天才ゆえに娘の気持ちがわからない夏目が、父としてもう一度娘と向き合う中で、5年前から止まってしまっていた、娘の人生を少しずつ動かしていく。

 西島は「素敵な共演者、スタッフの方々のお力を借りてひとつひとつのシーンに心を込めて演じたいと思っています」とコメント。また芦田は、西島との共演に向けて「親子のシーンでは、素直になりきれない頑固な響と、なんとかして距離を縮めたい俊平のコントのようなコミカルなシーンが楽しみですし、独特な親子の雰囲気を作り出したいです」と語っている。

 そんな西島と芦田の共演に、企画プロデュースの東仲恵吾は「このお二人が父娘を演じてくださるのは、まさに奇跡です。お二人が演じてくださると決まってからは、父と娘のキャラクターが台本の中で、溢れんばかりに瑞々しさを持っていきました。まだ撮影は始まったばかりですが、二人での芝居は、ものすごい掛け合わせで想像以上のものになっています」と期待をかける。

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 金曜ドラマ「凪のお暇」(2019年)、「妻、小学生になる。」(2022年)などを手掛けてきた大島里美によるオリジナルストーリー。劇伴は「テセウスの船」(2020年)をはじめ多くの人気ドラマを手掛け、近年はメディアを通した作曲活動とは別に、オーケストラによるコンサート活動も行っている菅野祐悟が担当する。さらに、オーケストラを全面監修するのは、東京音楽大学教授でもある、世界的指揮者の広上淳一。オーケストラの演奏部分も東京音楽大学が全面バックアップする。

 西島秀俊、芦田愛菜、脚本・大島里美、企画プロデュース・東仲恵吾のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)

西島秀俊(夏目俊平役)

(C)TBS

企画書を読んだ段階から涙が出るほどで、さらに脚本を読んでみると、大島さんの心の中にあるものが繊細に描かれており、非常に音楽の力を感じました。
先日、クランクイン前に本読みをしましたが、出演者の方それぞれの個性が強くて、いい意味でバラバラだなと感じました。しかし、だからこそキャスト全員で一体感が生まれたら面白いだろうなと思い、ワクワクしております。
僕が演じる俊平は、音楽に対する熱意や純粋な気持ちを持っていますが、それ故に周りが見えなくなってしまい、迷惑をかけてしまうキャラクターでもあります。
今回共演する芦田さん演じる娘・響や家族とのシーンでは、全く相手にされない父親をコミカルに演じつつも、時にはそのコミカルさが胸に刺さったり、ぎくしゃくしているように見えても深いところで愛情を持っていたりといういくつもの気持ちのレイヤーがあるので、想像していないところで心が震えるような瞬間が起きるのではないかというたくさんの可能性を感じています。
マエストロ役を演じるにあたって指揮の練習をしていますが、教えてくださる先生方が本当に素敵な方たちで、本質的なこともそうですが、指揮者がどのようなイメージを持ってやっているのかということや、音楽の構造も教えていただけるので興味深く、おもしろいです。
ただ、ものすごくハードルが高いので毎回ぐちゃぐちゃになりながらもなんとか頑張っています(笑)。
今作では、素敵な共演者、スタッフの方々のお力を借りてひとつひとつのシーンに心を込めて演じたいと思っています。
俊平をはじめ、物語の登場人物が再生していき、力を得ていくように、ドラマを見てくださった皆さんが、月曜日から「今週も頑張ろう、何か新しいことを始めよう」と力が湧くような素敵なドラマになるように全力を尽くしたいと思います。ぜひ、ご期待ください。

芦田愛菜(響役)

(C)TBS

台本を読むと、登場人物がいきいきと楽しそうに音楽を奏でているのが印象的でした。
音楽に触れたことのあるなしや、楽器の得意・不得意、音感があるとかないとかではなくて、音楽を前にしたら「音楽が好きなんだ」という気持ちだけでいいんだよ。と、言ってくれる。そんなドラマなんじゃないかなと思います。
今作で私が演じる響は、西島さん演じる父親の俊平にキツく当たる役なので、自分自身としては心が痛いです(笑)。ですが、5年前のある事件をきっかけに絡まってしまった糸をうまくほぐせなくて、父親に対して素直になれない、頑固な娘を一生懸命に演じたいと思います。私も、母親からは「頑固だね」とよく言われるので、響の気持ちはよくわかります(笑)。
親子のシーンでは、素直になりきれない頑固な響と、なんとかして距離を縮めたい俊平のコントのようなコミカルなシーンが楽しみですし、独特な親子の雰囲気を作り出したいです。
たくさんの登場人物が、それぞれの音をドラマの中で奏でるので、音で皆さんと繋がれたらいいなと思っています。

脚本・大島里美

才能あふれる心優しい指揮者。音楽以外はポンコツで天然だけれど、オーケストラのメンバーや出会った人々にはとても愛される。けれど、たった一人、大切な娘だけにはとことん嫌われてしまった「パパ」の健気な奮闘の物語です。
ドラマ作りでは、物語のイメージから音楽を作っていただくことが多いと思います。今回は、クラシック音楽にもともと備わる豊かなドラマ性にたくさんのイメージをもらって登場人物のキャラクターを作り、心情を描いています。
人物それぞれにテーマ曲があり、毎話、心と音楽がリンクした「情熱的」で素敵な演奏シーンがあります。普段クラシックを聴かれない方にも、さまざまな人物たちの、音楽の力で限りなく豊かにふくらんでいく感情を一緒に楽しんで体感していただけましたら幸いです。

企画プロデュース・東仲恵吾

家族。
かけがえのない一番の味方だけど、そばにいるからこそ些細なことでぶつかったり、喧嘩したり、ほんの少しのボタンの掛け違いで修復がきかないくらいの亀裂がはしることもある。
そんな父娘の“喜怒哀楽”を真正面から描きたいと思って、企画しました。

今作の主人公は、音楽では天才的な才能で人を魅了する指揮者だけど、娘には有り余る愛をうまく伝えられない不器用な父親です。そしてその娘も綻んでしまった父との関係から素直になれずに立ち止まっています。
そんな二人が、この家族にとっての空気のような存在である“音楽”を通して、家族の止まった時を動かしていきます。
そこで七転八倒していく姿がなんとも愛らしく、応援したくなるような、そんな物語になっています。

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そんな愛おしい父と娘をイメージしたとき、かっこよさと優しさを併せもちつつ、時にチャーミングなところも見せてくださる西島秀俊さんと、芯の強さがありしっかりしていながら、どこか支えたくなるような愛らしさも持つ芦田愛菜さんに演じてもらいたいと思いました。

このお二人が父娘を演じてくださるのは、まさに奇跡です。
お二人が演じてくださると決まってからは、父と娘のキャラクターが台本の中で、溢れんばかりに瑞々しさを持っていきました。
まだ撮影は始まったばかりですが、二人での芝居は、ものすごい掛け合わせで想像以上のものになっています。
なにより、脚本の大島さんが書くセリフひとつひとつがとても素敵で、心が鷲掴みにされて、涙腺が緩みっぱなしです。
今はただただ、この作品を早く皆さんにお届けすることを楽しみにしております。
ご覧になっていただいた方々が、翌日からアパッシオナートな1日を迎えられる様なドラマになっております。
ぜひ、ご覧ください。

芦田愛菜、人生の選択について持論を展開「納得できる答えを」『岬のマヨイガ』完成披露試写会 » 動画の詳細
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